—– 現在の学校での学習内容、または職場でのお仕事について教えてください。また、受験を決めたきっかけもあればお聞かせください。
現在は、大学4年次に向けて研究室への配属準備と、研究の引き継ぎを行っています。
受験のきっかけは、大学での団体受験でした。講義を受講しようと思った理由は、これまで他の講義でCGに触れる機会はあったものの、知識としては深く学んでいなかったためです。もともとCGが好きだったこともあり、「とりあえず挑戦してみよう」と思い、受験を決めました。
—– CG-ARTS検定試験を受けてよかったことはありますか?また、文部科学大臣賞を受賞した際の心境や感想を教えてください。
これまで試験を受けてきた中で、自分からこんなにも意欲的に楽しく取り組めた勉強は初めてでした。CGの分野が好きだったこともあり「この表現はこの手法を使うからできるのか」と、日頃見ているCG作品などと照らし合わせることで、発見や感動がたくさんありました。
講義では検定試験の過去問を解くという内容だったのですが、毎回の予習と復習で点数が上がっていく経過も楽しく取り組めた要因の一つです。この経験から、自分の受験に対する気持ちの作り方や取り組み方を学べる良い機会になりました。
—– ご自身のこれからの展望と、受験者の皆さんへメッセージをお願いします。
これから取り組む研究ではCGも関わってくるため、細やかな表現に気を配りながら、完成度を高められるよう努めていきたいです。
また、受験を目指す方へアドバイスとして、試験勉強のモチベーションが続かないときは、一度ご自身の好きなCG作品を見てみることをおすすめします。学んでいる内容と結びつく発見があり、楽しみながら試験勉強に取り組めるかもしれません。