TOP > 業界の現状と求める人材

2016/04/25更新

 

記事:1  2

株式会社コロプラ
次世代部 新卒採用グループ 根岸遼氏

ー 今回の出展のきっかけや目的は?

クリエイターを志望する学生がたくさん集まる機会を狙って出展しました。コロプラだけでなく、業界全体でクリエイティブ系職種を盛り上げていくことが学生さんを動かすきっかけになると考えていますので、クリ博フェスタで多くの学生さんにコロプラで働く魅力をお伝えしたいです。

ー 今回の募集職種は?

クリエイティブ系では、デザイナー・プランナー・エンジニア・サウンドの4職種を募集しています。昨年まではデザイナーとエンジニアのみでしたが、人気タイトルの開発現場でもプランナーを育てていく環境が徐々に整ってきたこともあり、今年の4月には新卒として初めてとなるプランナー職も入社しました。

ー  どんな人材を望んでいますか?

何事にも真っ直ぐに向き合える「素直」な方です。チームとして仕事をしていると、意見が分かれることもあります。そんな時に、自分の主観だけではなく、目的に合った客観的な視点で物事を捉え、行動に移せるような人物を求めています。 また、なにかひとつのことに「執念を燃やしてきた」と言えるタイプの方や、これまで取り組んだ作品それぞれに、思いが詰まっているような方に魅力を感じますね。

 

ジェムドロップ株式会社
代表取締役 北尾雄一郎氏

ー 今回の出展のきっかけや目的は?

昨年一度クリ博フェスタ会場を見学させていただいた際に、たくさんの学生さんが集まっており大変活気のあるイベントだなと感じました。丁度弊社も新卒求人を積極的に行っていた時期でもありましたので、今回参加させていただきました。また、過去にも学校の校内説明会や、数社での合同説明会なども開催してきたこともあるのですが、どうしても大学生への訴求が難しい点がありました。その点についても、クリ博などにご協力いただくことでカバーできる点が大変助かりました。

ー 今回の募集職種は?

弊社は設立3年目とまだ若い会社ですが、プログラム、アート、ゲームデザイン(企画)の全てを内製にて対応できるゲーム制作会社です。中途採用はもちろん、新卒採用にも設立直後から力を入れている珍しい会社です。しばらくはプログラマーの強化をメインに成長してきましたが、近年の3DやVRへの対応の関係、また中規模タイトル開発のため、今期は特にアーティストの採用に力を入れています。会社規模的に長期の研修などは難しいのが現実ですが、アーティストについては最低でも2ヶ月以上は研修期間を設けており、しっかりとツールを覚えて、物が創れるところまで研修をした上で現場で活躍してもらうことにしています。またプロジェクトの大型化に伴い、総合職やアシスタント職についても募集を開始しました。

ー  どんな人材を望んでいますか?

「求められる物は創らない それ以上の物を創る」という弊社のテーマに添って、頼まれたことをそのまま熟すという人材ではなく、自分で入れてみた一手間、自分の考えた一工夫などの気遣いができる方を主に集めています。また、若いスタッフを中心にゲーム創りに心奪われたスタッフばかりが集まっています。人生において長い時間を費やす「仕事」にこだわりと責任を持ち、楽しいゲームを楽しく創ることを実現したい方はぜひご応募いただきたいと思います。

 

京楽ピクチャーズ.株式会社
グラフィックデザイン部 部長 日比野辰彦氏

ー 今回の出展のきっかけや目的を教えてください。

以前からクリ博というイベントには興味がございましたが、昨年、クリ博を主催するデジタルスケープ様から、参加のお声掛けをいただいたことが出展のきっかけです。弊社も毎年、クリエーターの採用を行っており、おもに芸術分野を中心に学ばれた学生さんが多く集まるこのイベントで、弊社のことをより知っていただきたいと思い、参加しました。

ー 今回の募集職種の傾向や特徴を教えてください。

例年は、プランナー、デザイナー、プログラマー、ハードエンジニア、サウンドクリエーターと、弊社が開発を担う多くの分野のクリエーターを募集しておりましたが、今年はデザイナーに絞って募集を行っています。弊社の印象としまして、デザイナー職でもディレクション業務が多いと思われがちですが、実際は実制作も行っております。まずは自分の強みをアピールしてもらえれば、適性を見てポジションを検討させていただきます。

ー  どんな人材を希望されているかを教えてください。

もちろん技術も大事ですが、それだけではなく映像に対する熱意を持っている人を求めております。デザイナー職と言っても、絵が下手でもエフェクト作りのセンスや、コンポジットなどの知識やテクニックなど、作品、製品を制作する上で、いくらでもキーマンになれるチャンスはあります。熱意をもって自分の作りたい作品作りに情熱を傾け、スキルを磨ける人材を求めています。

 

このほか、CG-ARTSでは「ぼくらはこう考える!これからのアニメ」と題し、3DCGをアニメに活用されているサンジゲンとグラフィニカから講師をお迎えしたパネルディスカッションを開催いたしました。

next page

取材:
取材・テキスト:
CG-ARTS 篠原たかこ
取材・テキスト・写真:
CG-ARTS 小澤賢侍