―好きなアーティストはいますか?
「僕が好きなアーティストはティム・バートンとディーン・テイラー。ティム・バートンは『マーズ・アタック!』や『シザーハンズ』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の監督。ディーン・テイラーは『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の美術監督です。この人たちが僕の好きなアーティストであり、目標でもある。」
―将来の夢は何ですか?
「『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』は何回も見た。あの映画みたいな絵が描けたらいいなぁと思っている。アニメーションも大好きで、最近はアニメーションにも挑戦してる。絵を動かすのは面白い。3分くらいのアニメーションは作れるようになってきた。これからもどんどんやっていって、最終的には30分くらいのアニメーションを作ってみたい。
他にも『ゲルニカ』みたいに大きな絵も描きたい。人形も作ってみたい。大きなオブジェも作りたいし、グエル公園みたいなものも造りたいし、やりたいことはたくさんある。でも、何よりもまず絵を描き続けていきたい。そしてどんどんいろんなことに挑戦して、夢をかなえていきたい。」
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自室でテレビクルーの取材を受ける林君。右端は壁に張られた絵の前で父親の貞三さんと |
取材を受ける林君を見守っていた父親の林貞三さんは、「大人なら半年かかることをゲーム感覚であっという間に覚えてしまう。妖怪の絵を描いているから「なにわの妖怪少年」と言われることもあるが、妖怪だからいけない、とは思わない。もっと自分の世界をどんどん掘り下げていって欲しい。できる限りサポートしてあげたい。」と林君の創作活動を全面的に支持している。
毎日、学校から帰ると3〜4時間は絵を描いているという林君。
「いろんな人に僕の絵を見て欲しい。だからいっぱい絵を描こうと思う。」
林君の今後の展示会情報
こどもの時に見た夢 2005〜こどもだけのCG作品展〜
会 期:2005年8月9日(火)〜14日(日)
時 間:9:00〜18:00(最終日は16:00まで)
会 場:神奈川県民ホールギャラリー 第一展示室
入場料:無料
主 催:アジアグラフィック・神奈川県民ホール「(財)神奈川芸術文化財団」
後援(予定):神奈川県・神奈川県教育委員会・CG-ARTS・セイコーエプソン梶E潟純Rム
企 画:喜多見康事務所
二人の天才CG少年 須藤健斗vs林俊作 CG作品展
B1〜B0の大型パネル作品をそれぞれ10〜20点程度出品。新作を含むアニメーション作品を数点づつ発表、随時上映。東西二人の天才CG少年が開催する、初の2人展です。今までの代表作。新作などを大型パネル化し、一挙展示。期間中に2人の対談トークショーと作品制作実演デモを開催予定 |
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