受験者の声

 

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橋本 和

橋本 和 さん
順位:2022年12位
受験当時の所属: HAL名古屋 CG・デザイン・アニメ4年制学科CG映像専攻
就職先:株式会社デジタルフロンティア
総合点:77.1点/いいね数:18

1回目の挑戦で得たアドバイスをもとに、2回目の挑戦で大きく成長できました!

■アニメーター志望になったきっかけはありますか?
私は岡山の高校で2Dデザインを中心に学んでいたのですが、卒業制作で手書きアニメーションを作って楽しかったのがひとつのきっかけです。ディズニーやピクサーのアニメーションも好きだったので、CGアニメーターを目指すようになりました。

■アニメーション実技試験を受けるきっかけを教えてください。
CGアニメーターを目指そうと思いHAL名古屋へ入学しました。自分のアニメーションの実力を測れるような試験やコンテストはないかなと思っていましたが、なかなか見当たらず…。そんなときに、アニメーション実技試験を見つけて、思い切って挑戦してみようと思いました。

■前回の1回目の挑戦のときはどうでしたか?
1回目の挑戦のときは、アニメーションを始めたばかりの頃で、右も左もわからず…という状態でした。そのときはリファレンスをあまり撮らず制作を進めてしまい、結果は44位でした。

■今回は2度目の挑戦で、1回目から大幅にランクアップしていますね。その秘訣は?
1回目のフィードバックシートや先生からのアドバイスを参考に、1年間アニメーションを学び、2回目の挑戦では「今回は見返すぞ!」という気持ちで挑戦しました。
2回目は、実際に撮ったリファレンスを参考に、体のどこが連動しているのか意識して制作を行いました。リファレンスは「走り出し~ドアにぶつかる」「ドアをたたく」など細かく撮影しました。おかげで、前回よりもいい動きが作れるようになったと思います。

■制作する上で心がけたことは?
リファレンスを撮ること、周りの人に見せることです。
リファレンスでは、思い切って自分で女の子キャラになりきって演技してみました。
また、尺・仕様については絶対に落としたくなかったため、アニメーションをつける前に、完璧な尺で動画を用意しました。ドアに向かって走り出すシーンの歩数や、尺を守ることが意外と難しかったです。
また、先生や友人に見せて感想をもらうことで、自分に足りない所が見えてきました。先生からは、窓を見るときの勢いやメリハリ、体の連動についてアドバイスをもらえました。
ちなみに、今回16位の濵くんとは席が隣で、一緒の試験に挑戦していることが刺激になっていました。

■フィードバックシートはいかがでしたか?
基礎評価の項目が細かく、自分の弱いところが明確に分かるのがとてもよかったです。1回目の挑戦では、ポージングの項目で減点されていたので、ポージングが弱いんだなと分かりました。
また、企業からコメントをいただけるのもとても嬉しかったです。厳しめなコメントもありましたが、「これでもっと上達できる!」と逆にやる気になりました。
コメントで褒められた部分や基礎評価の高い部分を伸ばしていき、足りない部分を一から勉強し、さらに良い作品を作れるように頑張ります。

■今後の進路のことを教えてください。
就活イベントで株式会社デジタルフロンティア様にお声がけいただき、そこから面接に繋がって内定をいただきました。本試験の作品を覚えてくださっていて、嬉しかったです。
株式会社デジタルフロンティア様では幅広いジャンルの映像を手掛けており、自身もアニメやゲームの枠にとらわれず色々なアニメーションに携わりたいと思っていたため志望しました。フェイシャルアニメーションが好きなので、お仕事で関われたらと思っています。

■後輩へのメッセージ
思い切って自分でキャラになりきって演技してみて、リファレンスを撮るといいと思います。メリハリのある動きを意識するといい評価につながると思います。

■ポートフォリオとデモリールを見せていただきました!