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プレスリリース

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 08.09.18━
「文化庁メディア芸術祭シンガポール展 2008」
“GROWING TOGETHER”文化的な融合と共生をテーマに11月21日から
  シンガポール美術館で開催。
<http://plaza.bunka.go.jp/festival/event/>
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文化庁メディア芸術祭では、今年度の海外展として「文化庁メディア
芸術祭 シンガポール展 2008」を11月21日から12月14日まで開催する
こととなりました。
会場となるのは今年8月15日にオープンしたばかりの国立シンガポール
美術館・新設棟(8Q sam)です。

本展覧会のテーマは、アジアにおける文化的な融合と共生を目指し、
“GROWINGTOGETHER”としています。アート、ゲーム、アニメ、マンガ
といった世界を牽引する日本の表現文化としてのメディア芸術を紹介し、
アジアにおける文化的な理解を深めることを目的とした企画展です。

展示会場は3つのゾーンで構成。日本のメディア芸術に見られる「洗
練」「融合」「ものがたり」という3つの特徴を各ゾーンのテーマと
しています。メディア芸術祭の歴代受賞作品をこれらの特長によって
再構成して展示します。また、会期中にはシンポジウムやワークショ
ップ、「もののけ姫」や「河童のクゥと夏休み」など、劇場用長編ア
ニメーションの上映会なども開催します。

昨年度は、日中国交正常化35周年記念事業として「文化庁メディア
芸術祭上海展」を開催。多彩な日本のメディア芸術作品を通じて、
「楽しい文化を創造する日本」を紹介し、一般来場者だけでなくマス
コミや美術関係者からも高い評価をいただきました。今年度はさらに
日本の文化を広く海外に発信することを目的に、「SIGGRAPH Asia」
「ISEA」の開催等で世界の注目を集めるシンガポールにおいて開催す
る運びとなりました。

■開催概要
名称 文化庁メディア芸術祭シンガポール展2008
    Japan Media Arts Festival in Singapore 2008

会期 2008年11月21日(金)〜12月14日(日)
    *11/21はプレス説明会と内覧会のみ

会場 シンガポール美術館 新設棟(8Q sam)
    TEL +65-6332-3222

主催 文化庁・シンガポール美術館・CG-ARTS

後援 在シンガポール日本大使館

協力 日本航空、日本通運、Conrad Centennial Singapore

URL  http://plaza.bunka.go.jp/festival/event/
    http://www.singart.com/jmaf08

★お問合せ
  〒104-0031東京都中央区京橋1-11-2
  CG-ARTS「文化庁メディア芸術祭事務局」
  TEL 03-3535-3501 FAX 03-3562-4840
  <http://plaza.bunka.go.jp/q/>

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<展示構成>

■ゾーン1 洗練/Sophisticated Craftsmanship
インタラクティブアート、フィギュア、静止画、CGアニメーション
やアート映像などを展示。表現に対する作者の限りない追究から生
まれる洗練された感覚は形式こそ異なっていますが、どの領域にも
見受けられるものです。また日本古来のクラフトマンシップが現在
のメディア芸術作品にも息づいている様子が見受けられます。

『安重(Anjyu)』 大場康雄(映像)
『Imaginary・Numbers 2006』 木本圭子(映像)
『愉快な機械』 岸 啓介(フィギュア)
『青の軌跡』 鈴木太朗(インタラクティブ・アート)
『BOTECH-art』 村山 誠(静止画)ほか

■ゾーン2 融合/Interactive Trans-fusion
メディア芸術作品に見られる表現は、常にさまざまなジャンルを横
断し、新たな融合もたらします。アートとゲーム双方に見られる人
と人とのコミュニケーションへの新しい眼差しを、実際に作品に触
れて体験することができます。

『Wii Sports』「Wii Sports」開発チ ーム代表太田敬三(ゲーム)
『メディアアートの寓意』 津島岳央(インタラクティブ・アート)
『Duper/Looper』 クワクボリョウタ(インタラクティブ・アート)
『OLE Coordinate System』&『無限回廊』
         藤木 淳(インタラクティブ・アート、ゲーム)ほか

■ゾーン3 ものがたり/Narrative Images
ストーリーの多様性と表現の多様性は、私たちに「ものがたる」とい
う行為のあり方について考えさせてくれます。本ゾーンには、アニメ
ーション、ゲーム、マンガの各作品が展示され、日本人にとっての
「ものがたり」ということを知ることができます。

『もののけ姫』 宮崎 駿(アニメーション)
『バガボンド』 井上雄彦、原作:吉川 英治(マンガ)
『カフカ田舎医者』 山村浩二(アニメーション)
『おはなしの花』 久保亜美香、井上精太(アニメーション)ほか

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リリース発送者

■団体名
  CG-ARTS(財団法人 画像情報教育振興協会)

■代表者氏名
  理事長
  永田圭司(ながた けいじ)

■広報連絡先
  篠原たかこ (しのはら たかこ)
  千葉惠子 (ちば けいこ) 
  <https://www.cgarts.or.jp/scg/contact>
  TEL 03-3535-3501/FAX 03-3562-4840
  〒104-0031 東京都中央区京橋1-11-2

 電話での連絡可能時間帯
  10:00-18:00

■CG-ARTSについて
  CG-ARTSは1992年に設立した文部科学省の財団で、主にデジタル
  画像・映像分野の「人材育成」と「文化振興」を行っています。

 □CG関連分野のカリキュラムの編纂と教材の開発
   <https://www.cgarts.or.jp/book/>
  □CGクリエイター検定/Webデザイナー検定/CGエンジニア検定/
   画像処理エンジニア検定/マルチメディア検定の実施
   <https://www.cgarts.or.jp/kentei/>
  □学生CGコンテストの主催
   <https://www.cgarts.or.jp/scg/>
  □文化庁メディア芸術祭の主催
  □文化庁メディア芸術プラザ(Webサイト)の企画運営
   <http://plaza.bunka.go.jp/>