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[Workshop] 立体視映像制作体験セミナー  【3DCG知識編】【3DCG実技編】



立体視映像制作体験セミナーを開催します。これまで3回実施し、大学、専門学校の先生を中心にプロダクションやメーカーで立体視に関わられている方々など、のべ90名以上の方にご参加いただきました。
参加された方々の満足度も非常に高く、「原理の話を聞くだけでなく、操作しながら体験できたことが良かった」「実技編で実制作を想定して課題に取り組めたことが良かった」「ディジタル教材が教育現場で活用できそうで良かった」などご意見をいただきました。
これまで実施してきたプログラムを、皆様からいただいた意見を取り入れながら、レベルに合わせて受講しやすいように【3DCG知識編】と【3DCG実技編】の2コースを設定しております。【3DCG知識編】では、基礎知識の講義からMaya、AfterEffectsなどCGソフトを使用した制作スキルの基礎演習を行います。【3DCG実技編】では、制作実習に重点を置き、実技課題や作品制作を通して、制作スキルを深く身につけられる内容となっています。
3DCGソフトが未体験の方もフォローできるようなプログラムになっておりますので、初めて立体視に取り組んでみようという方も安心してご参加いただけます。また、セミナーで使用する「指導者用教材」はご所属機関における授業や研修など、教育目的でご利用いただくことができます。是非ご活用ください


プログラム内容・講師日程・会場・参加費など指導者用教材前回セミナーの様子参加者の声これまでの参加団体お問い合わせ

プログラム内容・講師


・【3DCG知識編】はMaya,AfterEffectsを使用した基礎演習を一部含みます。
・【3DCG実技編】は【3DCG知識編】修了者を想定して、Maya,AfterEffectsを本格的に使用した実習形式です。
・  両日とも9:00-10:00のオリエンテーションで、簡単な操作演習を行う予定です。

時間 【3DCG知識編】 12/15 実施 【3DCG実技編】 12/16 実施
09:00-10:00 オリエンテーション
・MayaとAfterEffectsのオペレーション@
オリエンテーション
・MayaとAfterEffectsのオペレーションA
10:00〜11:30 「立体視3DCGの原理と基礎知識」
・立体感の手がかり
・スクリーン面と立体像
・視聴者への配慮
「『S3DCGアニメ-獣兵衛』の視差調整」
・獣兵衛の視聴と映像評価方法について
・問題点の改善方法のレクチャ
・Maya上での改善手法体験
11:45〜13:15 「立体視3DCGの基本的な制作手法」
・平行法と交差法
・ステレオカメラ
・HIT・表示方式と信号方式
「立体視3DCGの作品制作 〜前半〜」 
・概要、目的 
・ワークフロー説明 
・作品制作
14:15〜15:45 「立体視3DCGの制作テクニック」
・制作する上での視差範囲の求め方
・ステレオウィンドウバイオレーション
「立体視3DCGの作品制作 〜後半〜」
・作品制作
・フォーマット、プレビュー方法
・納品形式
16:00〜17:30 「立体視3DCGの実技課題」
・実技課題の説明
・実技課題
※S3Dの最新事情
「立体視3DCGの作品評価」
・作品プレゼンテーション
・作品視差評価
・意見交換
18:00 質疑応答 質疑応答



<講 師>
宮島英豪(S3Dスーパーバイザ―)
2000年3月デジタルハリウッドを卒業し、ポストプロダクションMcRAY CGチーム勤務を経て、2006年よりウェルツアニメーションスタジオ制作部部長。2009年からフリーランスのCG Generalist / Digital Artistとして活動。近年は、立体視映像の制作方法を分かりやすく伝える、映像制作者向けのセミナーを積極的に実施。広告制作会社・ポスプロ・アニメ制作会社・ゲーム開発会社・CGプロダクションなどのさまざまな企業でレクチャーを多数行っている。2011年4月にワークスコーポレーションから「よくわかるS3D映像制作-実例から学ぶ立体視の作り方-」を出版。


川島基展(東京工科大学 兼任講師)
慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了。在学時より、フリーランスとしてCGコンテンツ制作業務を始める。卒業後、同大学コンソーシアムEENプロジェクト研究員を経て、1999年の東京工科大学片柳研究所クリエイティブ・ラボの創設時から参加。同研究所でのCGコンテンツ制作技術の研究開発やコンテンツ制作に従事するとともに、同大学メディア学部でのCGアニメーション教育や、姉妹校である日本工学院専門学校の教育支援に携わってきた。

近年は、東京工科大学メディア学部の兼任講師および演習講師を務める傍ら、国内外でのゲームクリエーター育成プロジェクトや、CG-ARTS協会によるS3DCGクリエーター育成事業に参画している。また、国内外のコンテン制作スタジオの技術支援やコーディネート協力にも取り組んでいる。


日程・会場・参加費など

主  催 CG-ARTS協会
日  時 【3DCG知識編】    2012年12月15日(土) 9:00〜18:00
【3DCG実技編】    2012年12月16日(日) 9:00〜18:00
会  場 日本工学院専門学校 蒲田校 8F実習室
住所:〒144-8655 東京都大田区西蒲田5-23-22
電話:0120-386-810
アクセスマップ      ※お車での来場はご遠慮ください。
対 象 大学、専門学校などの教育指導者、制作プロダクションのディレクター、プロデューサーなど
定 員 各回20名(各回10名様以上の申し込みで開催いたします。)
参加費 12/15【3DCG知識編】  31,500円(税込)
12/16【3DCG実技編】  31,500円(税込)
指導者用教材  21,000円(税込) ※任意
申込みの受付は終了いたしました。


指導者用教材


本教材は、立体視3DCGアニメーション制作の教育を行うための指導者用教材です。
DVD2枚組の構成で、デジタルブック教材、映像教材、3DCGデータ教材、制作課題などが収録されています。立体視3DCGアニメーション制作に関する授業や研修を、すぐに始められる教材がそろっています。
なお、本教材の使用は、セミナーの受講者、あるいは教材購入者が所属する団体内での教育に限らせていただきます。

<Disc01:Digital Textbook>

[1-1.digitaltext] デジタルブック教材(HTML5版)
[1-2.data]      デジタルブック教材用参照資料
[1-3.test]      制作課題(実技試験問題)

 

< Disc02:Movie & Asset Data>

          
[2-1.movie]        映像教材「S3DCGアニメ―獣兵衛―」
[2-2.assetdata]    3DCGデータ教材(Autodesk Maya2011用アセットデータ)


 

前回セミナーの様子
普段は指導されている先生やプロデューサーの方々が熱心に講義に取り組まれていました。今回は特に企業の方が多く参加されました。これまでに、のべ90人以上の方が参加されているセミナーです。
自分で操作して、体験してみるというハンズオン形式のセミナーですので、原理や手法の理解をより深めることが可能です。ソフトの使用方法等は極力講師陣でサポートするようにしています。また今回は授業のオリエンテーション内でMayaやAfterEffetcsに関するソフトウェアの使い方の講習も行いますのでご安心ください。
講師陣の説明は、受講後のアンケートでは「非常に分かり易い(5点満点中4.7点)」と高評価で、初めて立体視の原理を聞く方でも理解できるような構成にしています。
【3DCG実技編】では、制作課題に取り組み、その制作結果の視差評価を行いました。潟}ネッジ・オンライン様のご協力により”Cel-Scope”を使うことで、リアルタイムに視差の情報が分かり好評でした。今回もこうした視差評価システムを導入して講評を行う予定です。
参加者の声

ご参加いただいた方や講師の方々からのセミナーに対するコメン卜をご紹介します。

松河剛司氏(愛知工業大学 情報科学部情報科学科 講師)

【3DCG知識編】【3DCG実技編】【実写編】全て参加させていただきました。1日かけてじっくり体験しながら学習できるので、初めての方でも理解もしやすいセミナーです。教材も大学の研究室での教育に活用しています!

川口吾妻氏(女子美術大学 芸術学部アート・デザイン表現学科 教授)

【3DCG知識編】に参加しました。女子美術大学では、立体作品や学生活動の映像記録を立体視で行っています。3DCGでの活用はまだ試行段階ですが、映像教育の視点で知識の再確認ができた事が良かったです。限られた授業時間の中で、教材を有効活用し、正しい基礎知識を伝えるか、大変参考になりました。

中本和宏氏(千葉工業大学 工学部デザイン科学科 助教)

【3DCG実写編】参加させていただきました。現場の最先端の知識、実技を詳しく学ぶことができました。機材の取り扱いを含め、指導に役立つ内容も満載です。学生への教育、研究室での指導にも活用しています。

松田洋氏(日本工業大学 情報工学科 助教)

昨年末の【3DCG知識編】に参加しました。この講座で得た知識と経験をヘッドマウン卜ディスプレイなどの機材を使った3DCGの技術的な研究などに役立てています!

伊藤智也氏(八戸工業大学 システム情報工学科 講師)

CGソフトウェアには不慣れな状況で参加しましたが、講師の方の解説とサンプルデータの活用を通して楽しく立体視映像制作に取り組むことができました。また、知識編で提供していただいた教材はわかりやすく、講義資料として活用しております。

高橋幸貴氏(北上コンビュータ・アカデミー 専任教官)

本セミナーでは、立体視CG制作について体系的に知識を学び、実習で作品制作をするなど大変勉強になりました。Webや書籍を参考にした独学では、時間の都合や情報収集の断片化ではかどりませんでしたが、熱心な講師・スタッフの方々と恵まれた環境のもとで一気に勉強がはかどり、授業への反映も進んでいます。

栗田浩司氏(日本電子専門学校コンピュータグラフィックス科 教員)

【3DCG知識編】【3DCG実技編】を受講させていただきました。予想していたよりも濃い内容のセミナーで、とっても満足しています。現場で使用していたデータを使って、立体視の体験をすることができました。初心者から3D経験者まで、それぞれに役立つセミナーだと思います。

鈴木祐貴氏(東北電子専門学校 CGクリ工イター科 学科主任)

2011年末に【3DCG知識編】で学んだスキルを生かし、立体視の学科デモ映像(タイトルアニメーション)を作成しました。学校の3DCG制作環境で立体視制作ができるということを、これからCGを学ぼうとしている高校生にアピールすることができました!

日馬司氏(学校法人岩崎学園 横浜デジタルアーツ専門学校 教員)

【知識編】【実技編】に参加させていただきました。S3Dの第一人者の講師の方々から、実践的な内容を学ぶことができました。3DCG、映像表現を行っている方、指導にあたる先生方には、是非、ご参加、頂きたい内容です。

高取研氏(株式会社イーフロンティア Shade開発グループ)

【3DCG知識編】【3DCG実技編】に参加しました。Shadeの立体視機能を充実させるために、立体視映像制作においてポイン卜となる点などを学習でき、今後のソフト開発していく上で非常に参考になりました。

加納裕氏(株式会社ソフトキューブ)

私はもちろん制作者ではなく、実習もあるというのでビビっていましたが、Maya上で"Parallel"、"Converged"、"Off-axis" という3種類のカメラを切り替えながら視聴体験できたことは原理を理解する上で非常に分かり易かったです。非常にお勧めのセミナーです。

田中 信久(灰NP映像センター 企画制作本部 撮影担当)

【実写編】に参加。1部講義で3D撮影技術の基礎知識を再確認し、2部で技術講習。3部で評価と講義内容は幅広く、とても充実した内容でした。視差評価では、2Dと3Dでの撮影サイズ・構図・表現方法など絵作りの違いを一つずつ講評して頂き、とても参考になりました。撮影機器メーカーでのデモンストレーションでは得られない、技術(テクニック)を中心にした実践講習でした。

高塚 康平(灰NP映像センター 企画制作本部 CG担当)

【3DCG知識編】【3DCG実技編】に参加。2日間かけてS3Dの基礎から実際の製作までの最新のワークフローを体験できました。実際に3DCG制作に携わっておりますが自分の知らない知識も多く学ぶことが出来たので、他のスタッフにノウハウを教えて情報共有しています。

横溝賢氏(株式会社デザインヤード、千葉工業大学非常勤講師)

S3Dのセミナーに参加しました。第一線で活躍する講師による、分かりやすい説明でS3Dの基礎的な知識から実践的な技能まで学ぶことができました。

金丸泰氏(株式会社デジタルハーツ・ビジュアル コーディネー卜部)

【3DCG知識編】に参加しました。2D/3D変換事業のコーディネー卜を行なう上で必要となる技術的な知識を豊富な教材を使って実際に体験しながら再確認できました。立体視制作の基礎知識をしっかりと理解したことにより現在の業務において非常に役立っています。

東田利之氏(株式会社フォーラムエイ卜 VRサポートGroup)

3日間全てのセミナーに参加させていただきました。「なんとなく判っているかも」といったことが「全部判っている」状態にすることができる大変有意義な内容でした。初めて触る3DCGソフトでも判りやすい説明で、問題無く進めることができました!

上村明美氏(マックスコーポレーション 代表)

【3DCG知識編】【3DCG実技編】を2日間で参加させていただきました。知識だけはなかなか説明しにくい効果が多いのですが、実技によって理解が深まり教える側としては大変役に立ちました。また、初心者にもわかりやすい内容であり、教え方のヒン卜も多く、有意義なセミナーでした。

杉崎英嗣氏(無錫宝盛数碼科技有限公司)

【3DCG知識編】【3DCG実技編】の両方に参加させていただきました。中国人スタッフを指導する際に気をつけるべき事を、実際に自分で手を動かす実習を交えながらの実習だったので、様々な事が再確認できたことが非常に貴重な経験でした。また、久しぶりに自分で手を動かす作業に従事したことで、様々な調整の面倒な部分等も思い出し、今後、もう少し現場スタッフに優しくしても良いかなと思いました(笑)

これまでの参加団体

<大学>22校

愛知工業大学,お茶の水女子大学,神奈川工科大学,産業短期大学,湘北短期大学,女子美術大学,千葉工業大学,千葉大学,中京大学,筑波大学,デジタルハリウッド大学,東海大学,東京工科大学,東京都市大学,桐朋学園大学,日本工業大学,日本女子大学,日本大学,八戸工業大学,広島女学院大学,武庫川女子大学,龍谷大学

<専門学校・高校> 9校

大阪情報専門学校,岡山情報ビジネス学院,北上コンピュータ・アカデミー,東北電子専門学校,日本電子専門学校,日本工学院八王子専門学校,日本工学院専門学校,横浜デジタルアーツ専門学校,広島国際学院高校

<企業・団体> 22社

潟Cーフロンティア,潟Cマジカデジタルスケープ,キヤノンITソリューションズ,京楽ピクチャーズ., 潟Nオリティエクスペリエンスデザイン,ソフトキューブ,灰NP映像センター,潟fザインヤード,潟fジタルハーツ・ビジュアル,潟oンダイナムコスタジオ,BetopJapan,潟tォーラムエイト,潟tレディシステム,潟vレミアムエージェンシー,マックスコーポレーション,無錫宝盛数碼科技有限公司など

お問い合わせ

CG-ARTS協会
〒104-0061東京都中央区銀座1-8-16
tel 03-3535-3501 fax 03-3562-4840 
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