SEMINOR セミナー

[SEMINAR] 「ストーリーメイキングワークショップ」〜失敗しないシナリオづくりとは?〜


クリエイティブテクノロジーハンズオンセミナーの第二弾として、「ストーリーメイキングワークショップ」 〜失敗しないシナリオづくりとは?〜を実施いたします。

シナリオは、映像コンテンツ制作に関わるすべてのスタッフやキャストにとって指標となるものです。大きく失敗しないシナリオライティングの研究はハリウッドで1960年代から始まり、進化を遂げておりますが、日本ではまだ浸透しているとはいえません。シナリオの中でも、「ストーリー」部分はコンテンツの品質を大きく左右します。魅力あふれる「ストーリー」をつくるには、論理的に筋立てられた語り方で「プロット」を組み立てていく必要があります。

本セミナーでは、まずは、映画「タイタニック」を題材に、魅力あるストーリーに必要な要素を学んでいただきます。その後、まずは、簡単で短い文章から作成から始め、設定資料を追加し、内容を膨らませていきながらプロットをつくりあげていくバイステップ法を講義と演習を通じて習得して頂きます。

このプロットメイキングは、アニメーション、ゲーム、映像のシナリオや、さまざまな分野の企画書作り、プレゼンテーションなどに活用できます。

プログラム

時間 タイトル
09:00〜10:30 [演習]  映画「タイタニック」を使っての読み解き体験
10:40〜11:40 [講義]  シナリオの黄金則(8キャラクターロールズ & ショートプロットとストーリー分割)
11:40〜12:10 [演習]  ショートプロットワークショップ
12:10〜13:30 休憩
13:30〜15:00 [講義]  シナリオの黄金則(ミディアムプロット & 13フェイズ構造 & 設定資料)
15:00〜15:30 [演習]  ミディアムプロットワークショップ
15:40〜16:40 [講義]  シナリオの黄金則(パラダイム比較 & ロングプロット)
16:40〜17:10 [演習]  13フェイズプロットワークショップ
17:20〜18:10 [講義]  シナリオの黄金則(ミザンセーヌによるおもしろさ表現)
18:10〜18:30 質疑応答

※本セミナーの内容は予告無く変更させていただくことがございますのでご了承ください。


講師

沼田やすひろ 氏(シナリオライター・シナリオアナリスト)
玩具と出版のデザイン会社の編集者を経てシナリオライターへ。「SDガンダムフォース」他多数のシナリオ作成、ゲーム企画プロジェクトマネージャーを経て、映像産業振興機構認定シナリオアナリスト。複数の専門学校およびシナリオスクールで論理的な段階作成手法によるシナリオ作成を教える。著書に「おもしろい映画とつまらない映画の見分け方」、「売れるストーリー&キャラクターの作り方」等。


日程・会場・申込みなど

主 催 公益財団法人画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)
日 時 2013年12月26日(木)9:00〜18:30(開場8:45)
会 場 ウチダ人材開発センタ アプロス銀座校 4F
アクセスマップ
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-9 木挽館銀座ビル 4F
定 員 20名
受講料 10,500円(税込)
対象 ・教育機関で映像やゲーム等のコンテンツ制作の教育に関わる方。
    特に、プリプロダクション工程の教育に力を入れていきたい方。
・制作プロダクション等で、企画、シナリオ段階に関わる方。
・映像作品にストーリー性を加えたい方
・面白いプロットを生み出すノウハウを学びたい方
   
 
   
注意事項

〈領収書に関して〉
   1)指定銀行口座へのご入金して頂きます。
   2)入金確認後、受講票をE-mailでお送りします。当日プリントアウトしてお持ちください。
      モバイル機器などでご提示して頂いても構いません。
〈受講料の領収に関して〉
   銀行振込明細書が受講料振込の証になりますので大切に保管をしてください。
〈キャンセルに関して〉
   一度お振込みいただいた受講料は返金できません。ご入金後やむを得ない事由により
   受講できなくなった場合には、できるだけ代理の方のご出席をお願いたします。


電子書籍 シナリオライティング [映像コンテンツ制作のクリエイティブテクノロジー/第5章]

シナリオは、映像コンテンツ制作に関わるすべてのスタッフやキャストが、同じ解釈のもとにそれぞれの専門表現を行うための指標書です。大きく失敗しないシナリオライティングメソッドの研究はハリウッドで1960年代から始まり進化し、和訳された教則本もあります。しかし、日本との習慣や教育、価値観等の違いを考慮されたものはありません。本書では、シナリオの内容を筋書(プロット)と描写(レンダリング)の2つの機能に分解し、それぞれを簡単で短い文章から、徐々に資料を増やし内容をふくらませてゆきながら完成に向かうというバイステップ法を紹介しています。そして、映像コンテンツを世界に通用する価値を持つものにするためのフェイズ構成やリマインダー設定など、ハリウッドの教則本にはない共通則を抽出し、その利用方法も解説しています。


 

お問い合わせ

CG-ARTS協会
〒104-0061東京都中央区銀座1-8-16
tel 03-3535-3501 fax 03-3562-4840 
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