画像は第13回学生CGコンテスト展示風景
第14回学生CGコンテスト展示作品紹介
インタラクティブ部門 最優秀賞 全的に歪な行且 -第二犯- 多田 ひと美
現代社会を情報の洪水と形容することがある。 その有様をインスタレーションとして立ち上げた作品。 ネットワーク上の膨大な量の言葉と画像を組み合わせ、空間上にカオスを生み出している。
インタラクティブ部門 優秀賞 Open Reel Ensemble 和田 永、佐藤 公俊、朝倉 卓也、山下 連、岡野 沙有
コンピューターによって制御されたオープンリールを奏者が巧みに操り、独創的な音楽を作り上げるライブパフォーマンス作品。デジタルとアナログの二律背反が新たな表現が生まれている。
インタラクティブ部門 優秀賞 風の音楽 ephemeral melody 鈴木 莉紗、鈴木 太朗、飯田 誠、荒川 忠一
ハンドルを回すとシャボン玉が飛び出し、ハープのように並んだ銅パイプに当たると美しい音色を奏でる。風に揺れるシャボン玉が、二度と再現できない音楽を奏でている。
インタラクティブ部門 U-18賞 matreshka×world 鳴河 美佳
可愛いイラストで描かれたマトリョーシカ。その中身はそれぞれ違ったストーリーが詰まっている。幾重にも折り重なった入れ子構造が見る人を飽きさせない。
第14回学生CGコンテスト上映作品紹介 国立新美術館講堂と展示会場ミニシアターで常時上映いたします。 3F講堂上映スケジュール 2月6日(金) 11:45−13:00 2月13日(金) 10:15−11:30
動画部門 最優秀賞 記憶全景 横田 将士
ビデオカメラで撮影した映像を、一枚ずつプリントアウトし、一枚ずつ切り抜き重ねていく。 その時に実際の空間に時間軸を立ち上げながら、アニメーションを起こしていく。時間の立体化を試みた作品。
動画部門 優秀賞 ALGOL 岡本 憲昭
人工惑星ALGOLは機械が自然を生産する星。実験段階のため、ここに住んでいるのは開発者の博士とロボット達。環境問題と人間の心の問題が作品に込められている。同作品は文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で奨励賞を受賞しています。
動画部門 優秀賞 ハピー 一瀬 皓コ
子どもを授かるという夫婦間の問題を独特のキャラクターで描き、心温まる表現している作品。 「感動して涙が出そうになった」「完成度の高いアニメーション作品だ」と語る審査員の先生も。
動画部門 U-18賞 GO IN SEARCH A SUNFLOWER SEED 小塚 彩
英単語のアルファベットでできたキャラクターや花がFlashによって動きまわる作品。 「ハムスターの可愛さを伝えたい」という一心で作られた作品はかわいさだけではなく、高い表現力と技術力が評価されました。
特別賞 ケータイ狂想曲 烏田 晴奈
音楽と映像の両方を作ることが出来るとき、音楽と映像が限りなくシンクロする。 独特の魅力をもったキャラクター達が、テンポの良い音楽とカットワークで踊っているような躍動感を感じさせる。