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プレスリリース

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2014.06.26 ━━━
平成26年度[第18回]文化庁メディア芸術祭
本日、募集要項を発表しました!
<http://j-mediaarts.jp>
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文化庁メディア芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、
マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会
を提供するメディア芸術の総合フェスティバルです。平成9年度(1997年)の
開催以来、高い芸術性や創造性をもつ優れた作品を顕彰し、受賞作品の展示・
上映や、シンポジウム等の関連イベントを実施する受賞作品展を開催していま
す。昨年度[第17回]は、過去最多となる世界84の国と地域から4,347点の作
品の応募があるなど、文化庁メディア芸術祭は国際的なフェスティバルへと成
長を続けています。

18回目となる今年度は、7月7日(月)より作品募集を開始します。過去1年間
(2013年9月13日〜2014年9月2日)に完成、または発表された作品を対象に、
プロ、アマチュア、自主制作、商業作品を問わず、世界中から広く作品を募集
します。審査委員会による審査を経て、部門ごとに大賞、優秀賞、新人賞、審
査委員会推薦作品、および功労賞を11月下旬に発表する予定です。

文化庁メディア芸術祭での受賞は、国内外のフェスティバルへの出展や創作活
動の支援など、関連事業を通じた新たな活動にもつながります。

募集期間:2014年7月7日(月)〜9月2日(火) 日本時間 18:00 必着

今年度の文化庁メディア芸術祭も、作品募集からスタートします。
インタラクティブアート、映像、ゲーム、ウェブ、アニメーション、マンガを
はじめとするメディア芸術の広範な表現による多彩な作品をお待ちしておりま
す。

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■文化庁メディア芸術祭について

□同時代の表現の諸相をうつす“メディア芸術”
新しいメディアとともに発展する表現=「メディア芸術」。デジタル技術
(=ニューメディア)を手法とする作品や、出版や配給等のコミュニケーショ
ンメディアによって拡張を遂げるマンガ、アニメーションは、既存の芸術概念
に留まらない新たな文化を創成しています。情報技術やデジタル技術を駆使し
た表現や、印刷・映像技術とともに普及する作品は、現在のテクノロジーや社
会状況に批評的な視点を与え、多様化する価値観に対し想像力の共有をもたら
します。「メディア芸術」は、現在に起こる新たな創作活動を芸術へと媒介し、
さらには次代に続く文化を醸成する媒体として、同時代の表現の諸相をうつし
だします。

□ボーダレスに表現と向き合い、“現在”を見出すフェスティバル
文化庁メディア芸術祭は、情報技術やメディアの上に生まれる多様な表現活動
に対し、“現在”を問い続けるフェスティバルです。世界各地から集うたくさ
んの作品は、複製技術の拡大と浸透によって変化する思考やコミュニケーショ
ンの様式を反映し、既存の手法や形式に留まらない多様な表現のあり方を提示
します。本フェスティバルでは、優れたメディア芸術作品の顕彰を通して、時
代とともに更新する創造活動に“現在”を見出し、受賞作品展を通じ、その作
品群を広く紹介します。メディア芸術作品が有するリアリティや個人の創造性
からは、同時代の芸術や文化をより深く理解するための新たな発見があるで
しょう。

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■募集作品について

□アート部門
本部門には、テクノロジーとともに新たな価値観を探り、批評的な視点をもつ
様々な表現が集います。インタラクティブアート、メディアインスタレーショ
ン、映像作品、映像インスタレーション、グラフィックアート(デジタル写真
を含む)、ネットアート、メディアパフォーマンス等、既存のジャンルを越境
する意欲的な作品の応募をお待ちしています。

□エンターテインメント部門
本部門には、遊びや体験をつくりだす多種多様な形式の作品が集います。ゲー
ム作品、ミュージックビデオや自主制作・広告映像、ガジェット、ウェブプロ
モーション、オープンソースプロジェクト、アプリケーション等、創意あふれ
る作品の応募をお待ちしています。

□アニメーション部門
本部門には、圧倒的な物語や個性的な表現力をもった、完成度とオリジナリ
ティを極めた作品が集います。劇場アニメーション、短編アニメーション、テ
レビアニメーション、オリジナルビデオアニメーション等、手描きによる作画
からフル3DCG、それらを融合させた技法まで幅広い作品の応募をお待ちしてい
ます。

□マンガ部門
本部門には、ネットや電子媒体による発表形態の多様化に伴い、マンガの可能
性を拡張するような作品が多く集まります。単行本で発行されたマンガ、雑誌
等に掲載されたマンガ、ネット上で発表されたマンガ、同人誌などの自主制作
のマンガ等、世界に届くパワーあふれる作品の応募をお待ちしています。

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※注目の作品を教えてください。
同時代の優れたメディア芸術作品の応募を促進するため、公式ウェブサイトに
て、メディア芸術作品の情報をみなさまから広く受付けます。いただいた作品
情報は、事務局にて調査を実施し、作品応募へとつなげます。

受付期間:2014年7月7日(月)〜8月3日(日)

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■応募方法
応募申込、作品応募は公式ウェブサイト(http://j-mediaarts.jp)で手続き
可能です。応募申込として必要情報を入力し、審査用資料のデータをアップ
ロードすれば完了です。また、配布中の募集要項に添付された応募用紙を同封
し、郵送で応募することも可能です。
※応募方法等の詳細は、公式ウェブサイト(http://j-mediaarts.jp)、募集
要項でご確認ください。

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■平成26年度[第18回]文化庁メディア芸術祭実行委員会

<会長>
青柳 正規(文化庁長官)

<運営委員>
青木 保(国立新美術館長)
建畠 晢(京都市立芸術大学長)
古川 タク(アニメーション作家)

<審査委員>
アート部門
植松 由佳(国立国際美術館主任研究員)
岡部 あおみ(美術評論家)
佐藤 守弘(視覚文化研究者/京都精華大学教授)
高谷 史郎(アーティスト)
三輪 眞弘(作曲家/情報科学芸術大学院大学(IAMAS)教授)

エンターテインメント部門
飯田 和敏(ゲーム作家/デジタルハリウッド大学教授)
宇川 直宏(現在美術家/京都造形芸術大学教授/DOMMUNE主宰)
久保田 晃弘(アーティスト/多摩美術大学教授)
東泉 一郎(デザイナー/クリエイティブディレクター)
米光 一成(ゲームデザイナー/立命館大学教授)

アニメーション部門
大井 文雄(アニメーション作家)
小出 正志(アニメーション研究者/東京造形大学教授)
煖エ 良輔(アニメーション監督)
森本 晃司(アニメーション監督)
和田 敏克(アニメーション作家)

マンガ部門
伊藤 剛(マンガ評論家/東京工芸大学准教授)
犬木 加奈子(マンガ家/大阪芸術大学客員教授)
斎藤 宣彦(編集者/マンガ研究者)
すがや みつる(マンガ家/京都精華大学教授)
ヤマダ トモコ(マンガ研究者)

<選考委員>
アート部門(予定)
工藤 健志(青森県立美術館学芸員)
小町谷 圭(メディアアーティスト/札幌大谷大学講師)
中尾 智路(福岡アジア美術館学芸員)
松井 茂(詩人/東京藝術大学芸術情報センター助教)
鷲田 めるろ(金沢21世紀美術館キュレーター)

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■平成26年度[第18回]文化庁メディア芸術祭 募集概要

<募集部門>
4部門(アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガ)

□アート部門
デジタル技術を用いて作られたアート作品[インタラクティブアート、メディ
アインスタレーション、映像作品、映像インスタレーション、グラフィック
アート(デジタル写真を含む)、ネットアート、メディアパフォーマンス等]

□エンターテインメント部門
デジタル技術を用いて作られたエンターテインメント作品[ゲーム(テレビゲ
ーム、オンラインゲーム等)、映像・音響作品(ミュージックビデオ、自主制
作・広告映像等)、空間表現(特殊映像効果・演出、パフォーマンスを含む)、
ガジェット(プロダクト、ツールを含む)、ウェブ(ウェブプロモーション、
オープンソースプロジェクトを含む)、アプリケーション等]

□アニメーション部門
アニメーション作品[劇場アニメーション、短編アニメーション、テレビアニ
メーション、オリジナルビデオアニメーション(OVA)等]

□マンガ部門
マンガ作品[単行本で発行されたマンガ、雑誌等に掲載されたマンガ(連載中
の作品を含む)、コンピュータや 携帯情報端末等で閲覧可能なマンガ、同人
誌などの自主制作のマンガ等]

<募集期間> 
2014年7月7日(月)〜9月2日(火) 日本時間 18:00 必着

<応募条件>
※応募する作品が下記に該当するかを必ず確認の上でご応募ください。

□2013年9月13日(金)から2014年9月2日(火)までの間に完成、または発表
 された作品。
※更新、リニューアルされた作品で上記期間中に完成、または発表された作
 品も応募可能です。
※応募する作品数に制限はありませんが、同一の作品を複数の部門に重複し
 て応募することはできません。

□応募者は作品の著作権を有することが必要です。
 代理の方が応募する場合は、必ず著作権者に承諾を得てください。
※応募申込をもって、応募者および作者の同意を得られたものとします。
※募集要項・公式ウェブサイトに記載された応募規定特記を必ずお読みいただ
 き、同意の上でご応募ください。

<各  賞>
高い芸術性と創造性を基準として、部門ごとに大賞1作品、優秀賞4作品、新人
賞3作品を選定します。また、審査委員会の推薦により、メディア芸術分野に
貢献のあった方に対して、功労賞を贈呈します。

メディア芸術祭賞(文部科学大臣賞)
□大 賞:賞状、トロフィー、副賞60万円
□優秀賞:賞状、トロフィー、副賞30万円
□新人賞:賞状、トロフィー、副賞20万円
□功労賞:賞状、トロフィー
このほか、優れた作品を審査委員会推薦作品として選定します。

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【広報問合せ先】
文化庁メディア芸術祭事務局 広報担当[hilo Press内]
鎌倉・星野・佐藤
Email : jmaf18-pr@hilopress.net
Tel : 03-5577-4792 Fax : 03-6369-3596 (受付時間:平日10時〜18時)
〒101-0047 東京都千代田区内神田1-18-11-905
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