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2008年入社。コンテンツプロダクションセクションプログラミングチームに所属するプログラマー。アーティスト、デザイナーからの要望により柔軟に応えていくことが目下の課題。学生時代からの研究を発展させ、発表したいと言う。CGエンジニア検定とWebデザイナー検定は学生時代に合格している。

もっとアーティストの要望にしっかり応えたい
例えば、ゲームの背景に使われる1枚の絵があるとします。その絵は、遠くにあるものも近くにあるものも細かくきちんと描かれています。そのような絵は、そのまま背景として使うわけにはいかないんですね。そのまま使うと、遠近感の乏しい平板な背景になってしまいます。
そこで、比較的遠くのものはややぼかし、もっと遠くのものはさらにぼかすということをプログラムでしていくわけです。そうすることによって、ずっと奥行きが感じられる背景ができあがります。これはほんの一例ですが、プログラマーとして私は日々そういう仕事をしています。
その元の絵となるものをつくるアーティストやデザイナーとは、当然ながら毎日のようにやり取りをします。わざとアニメ調にしたい、陰の色を変えたいなど要望されることは、本当にさまざま。ゲームの場合、どうしてもキャラクターの動きなどの方に容量を多く割かなければならないことが多く、すべてに応えるというわけにはいかないのですが、少なくとも私の力量不足で応えられないということはないようにしていきたいと思っています。

『ファイナルファンタジー』を観てCGの世界を志す
私が最初にCGに興味を持ったのは、『ファイナルファンタジー』という3DCG映画を観たのがきっかけでした。高校生の時のことです。今、あらためて観るとそう大したCGには感じられないかもしれませんが、当時の私にとっては、とても衝撃的でした。とにかくリアルで……。それで、大学ではCGを専攻することにしたんです。
大学の頃は、時間的なことを含めてあまり制約がなく、とにかく美しいCG表現を追求することができました。日々忙しく働いている今、振り返ってみてそう思うんですけどね(笑)。仕事としてプログラムを書いていると、時間的な制約や先程も少し触れた容量の割り振りなどゲーム特有の制約の中でどこまで追求していけるかという勝負になってきます。もちろん、それはとても難しいことですが、やりがいを感じられることでもあるんです。

成長するためには自分を知ることが必要
学生時代にCGエンジニア検定とWebデザイナー検定を受験しました。普段、大学で勉強していることでしたので、特別に受験のために勉強したということはなかったですね。それまで勉強してきたことの確認という感じでしょうか。ただ、基礎をしっかりと固めておくことはとても大切ですので、検定受験はいい経験になったと思います。これから、CGの世界を目指そうという方には受験することをお勧めしたいです。検定は確実に一つのステップとなるはずですから。  

オリジナルの考え方、技術で学術論文を発表することが夢
目標をということでしたので、色紙に「スーパーグラフィックプログラマ」と書きました。これは、先程お話ししたことにも通じるのですが、アーティストやデザイナーの要望にしっかり応えられるプログラマーになりたいという意味です。分業制が非常に進んでいるアメリカとは違って、日本のプログラマーに求められることは、かなり広範囲にわたります。大変なんですけど、その分やりがいも大きいと言えます。
また、仕事以外のことでは、プログラミングの新しい考え方と技術を開発して、学術論文を発表したいと考えています。それが私の夢なんです。「スーパーグラフィックプログラマ」にしても論文発表にしても、決して簡単なことではありませんが、必ず実現できるようがんばっていきたいと思っています。



弊社にとって、CGクリエイター検定の受験は大変大きな意味を持っています。なぜなら、ゲームの制作などでCG制作を実際に行っているクリエイターは、受験によって自分のスキルを再確認できるからです。もしかしたら検定合格と実務は大きな関係性がないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、CGに関する幅広い知識を検定という形で問われることによって、自分の得手、不得手が客観的に見えてきます。そのことは、日々忙しく働く中、クリエイターとしてさらに成長していくためにも大切なことだと考えているのです。

また、デザイナーやプログラマーだけでなく、私たちスタッフ部門の者も含めて全社員が受験することも、非常に大きな意味があると感じています。CGやゲームの制作は、弊社の事業の柱です。その具体的な仕事内容をスタッフサイドが一端であっても知っておくことは、会社全体が一丸となって進んでいくためにも大切なことだと思います。
検定につきましては、今後も積極的に社員には受験してもらいたいと考えています。


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