 Gino Vincelli氏
 自習室では多くの学生が作品制作にいそしんでいた
 講師の部屋もアートの雰囲気
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講義は1クラス10人前後で行われる。同校でSoftimage|XSIの講師を務めるジーノ・ヴィンセリ氏は、同校の特徴を「小さなコミュニティーで、学生同士、学生と教師が密度の濃い関係の中でみっちり学べること」だと説明。「講義は、コンセプトを学ぶことから始まり、芸術的な側面を伸ばすことを目指している」と説明する。
数あるメーカーの中でも、正規教育機関の認定を受けているSoftimage社との関連は深い。1992年の設立時は、同じモントリオールのSoftimage社の建物内で、同社ソフトの訓練センターとして始まっており、現在でも同社とは良好な関係を築いている。同校では、その後もSoftimageのトレーニングをプロのクリエイター向けに実施するカリキュラムを持っており、コンテンツ企業向けの訓練カリキュラムなどを実施している。このカリキュラムを受けるために、世界中の企業からクリエイターが参加しているという。ちなみに、日本の大手ゲーム会社からも、参加したことがあるそうだ。
ちなみに、モントリオールのあるケベック州は、フランス語が第1言語。講義では、英・仏ごとのセメスター(学期)があるというが、これも各国から学生を受け入れられる要因となっているという。
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