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ルクソロジー ブラッド・ビープラー社長 インタビュー
   リリース間近のMODO301について聞く Pixarと特許技術交換で提携へ
2007.10.11






 ルクソロジー(カリフォルニア州サンマテオ)は、MODO(モド)という名の3Dモデリングソフトウェアを開発している。このSiggraph2007でリリース間近の最新バージョンMODO301のデモをしている。
 ルクソロジーは約3年前に現社長のブラッド・ビープラー氏がアラン・ヘイスティング氏、ステュアート・ファーガソン氏と3人で設立した。創設者の3人は14年間一緒に3Dソフトウェアツールを開発していた仲。最新ハードウェア、オープンGL、ソフトウェア開発の経験を生かしてリーズナブルな価格で、ワークフローを重視したプロダクティブな3Dコンテンツ制作提供できるツールを開発したかったという思いが会社設立に至った。設立当初に開発した「ネクシス」という名の3Dオペレーティングシステムが最初の製品だが、それを基盤にして3年ほど前に開発されたのがMODOだ。最初のMODO101はモデラーのみだったが、約1年半前にリリースしたMODO201はモデリング、ペインティング、レンダリングのツールに進化した。MODO301はモデリング、フル・スコプティングシステム、3Dぺインティングの拡張、アニメーション、レンダリングを含むまでになった。いまやすっかり世界的に名を知られている掃除機「ダイソン」のCM制作では、掃除機のビジュアライズ化にMODOが使われており、ピクサーもモデリングのためにMODOのライセンスを持っている。グーグル・スケッチアップとライノ仕様のプラグインも開発中だ。
 今後についてビープラー氏は「詳細を話すのはまだ早すぎるが、今週ピクサーとルクソロジーの間で互いが特許を持つ技術を交換するという内容の契約を交わし、MODO301以降の製品に交換技術を搭載していく予定だ」と話した。

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