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静止画部門 受賞作品発表


最優秀賞
captive julia
中山 雅紀
慶應義塾大学大学院 理工学研究科 開放環境科学専攻博士課程 4年

受賞のコメント
この度は、恐縮にも最優秀賞に推薦して頂き光栄の極みと感じております。芸術系の学窓に属していない私にとって、本コンテストへの応募は違和感を否めないものでしたが、CG研究に従事する者として、科学と芸術の垣根を越えたいという宿望の成就は、掛け替えのない励みとなりました。本作品は、フラクタル幾何学という理論を、白昼の下へ晒そうとする模索です。私のセンスなど遠く及ばない、自然界の深遠なる摂理をご鑑賞下さい。
審査講評
フラクタル集合の二次元描画はすでに見慣れたものである。しかし3次元にした途端、これほど印象が変わることがとても興味深い。2次元では色鮮やかな表現が一般的であるのに対し、色彩を極力廃し、その形態と表面の凹凸や穴に注視させる表現も功を奏している。フラクタルな表面は、きわめて数学的なはずのアルゴリズムから生み出されたとは思えないアナログ感と、心地よい脆弱さを醸している。
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