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インターネットが一般に利用されるようになって15年が経過した今日。ツイッターやフェイスブックに代表されるソーシャルメディアが私たちのコミュニケーションを大きく変えようとしている。そんななか、「ソーシャルメディア時代をリードし、クライアントとともにビジネスを創造するインターネット・ビジネス・パートナー」という新たな事業コンセプトを打ち出したのが株式会社メンバーズだ。同社がこの一大変革期に必要な人材像をどのように描いているのか。また、「Webデザイナー検定」受験を推奨している理由はどこにあるのかを中心にお話をうかがった。
世の中、ツイッターが全盛という感じですが、私も含めて社内の人間の多くはフェイスブックの方により大きな可能性を感じています。やはり、従来のネットの世界とは違い、実名が基本というところが大きいですね。簡単にいうと、リアルな社会、世界がそのままフェイスブックによってネット上で展開されるということなんです。世界で6億人近いユーザーを抱えるまでに急成長して来たのも実名性によるところが大きいのではないでしょうか。 ビジネスのうえでもこれからはソーシャルメディアが必要不可欠なものになっていくことでしょう。しかし、私たちのお客さまが念頭に置かれているのは、全体のマーケティング戦略です。決してインターネット・マーケティングだけを考えられているわけではありませんし、ましてやソーシャルメディアのことばかりを考えられているわけではありません。 私たちはコンサルティング会社ではありません。実際に成果物を納品させていただき、その後の運用も長きに渡っておまかせいただくという仕事をさせていただいています。お客さまのご要望は、品質、スピード、コーディング、SEO、デザイン、コストなど全方位的に高いレベルのもの。ですから、実際に制作に携わるネットクルー職に高いスキルが求められるのは当然ですし、プロデューサー職にしても制作現場をしっかり把握したうえでの適切な提案が求められるなど、Webデザインのスキルは必要不可欠なんですね。 「Webデザイナー検定」のテキストを拝見して感じるのは、ビジネス寄りとでもいうのでしょうか。コンセプトメイキングやデザインのことだけでなく、サイトを実現する技術や運用する体制まで網羅されていて非常に実践的な内容になっているところが特徴的だと思います。検定受験を通じて修得した知識、スキルの多くはダイレクトに日々の仕事に生かせるのではないでしょうか。 以前は、ほかの会社でSEとして働いていて、去年の4月に転職してきました。弊社は何といっても、インターネット関連のサービスが中心ですので、Webデザインの知識もあった方がいいと思い、受験することにしました。今までは、Webといえば、見るだけだったんですが、実際に勉強してみると、中身が理解できてきておもしろいですね。ソースとかクリエイティブとか。 入社以来、システム関連のことばかりをしてきましたので、Webのことはあまり知りませんでした。異動したこともあって、もっと広く知識を得ようと思い「Webデザイナー検定」を受験することにしたんです。受験勉強はもっぱら電車の中。申し込んでから試験まで1ヶ月ちょっとの間、テキストを読み込みました。なんとか合格できてほっとしましたね。 |
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