受験者の声

 

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新井陸斗

新井 陸斗 さん
順位:2020年10位
出身: 東日本デザイン&コンピュータ専門学校 コンピュータ学科3DCGデザイナーコース
所属:株式会社サンジゲン/アニメーションオペレーター

知識は力になる!たくさんいろんな作品見て、動きを吸収しておくといいと思います。

■試験を受けようと思ったきっかけを教えてください。
学科の先生から情報いただきまして、その時には内定を頂いていましたが、力試しの目的で受験しました。
私はもともとアニメーションが得意ではありませんでしたが、授業でアニメーションを学ぶうちにモデリングより動かす方が楽しいと思い、アニメーションに力を入れるようになりました。
1年生の時は、Mayaをやっと動かせるようになったくらいだったので、あまり試験に目が行かず、2年生の時に挑戦してみました。

■実際受けてみてどうでしたか?
最初「玄関で大声を出す」というのは頭に入っていましたが、女性の仕草をどう作るのか悩みました。
アニメ調がいいのか、リアル調がいいのかというところから、先生に相談して作っていました。
最初はリアル調で作ってたんですけど、それだとインパクト足りないと言われたので、じゃあもっとアニメ寄りに…という感じで体の動きを大きく作ったりしました。
リファレンス動画は取れなかったんですけど、鏡の前で実際に動いたりしました。

■試験を受けてよかった点は?
入社前に、絵コンテから情報を読み取るという力が身に付いた点が一番よかったです。

■企業の評価はどうでしたか?
辛口だなと思いました。企業から見るとこんなもんなんだなと感じましたね。会社に入ってからも先輩方と実力に大きな差があることはすぐに分かったんですけど…。でも各企業からどう評価されるのか知れておもしろかったです。

■順位が出るのはどうでしたか?
嬉しかったです。内定は頂いてましたが、自分の実力に不安しかなかったです。なので、試験を通じて自分に何が出来て何が出来てないのか知ることができて本当によかったと思います。基礎評価は高く評価いただけたので、自分の自信になりました。

■リファレンスはどんなものを見ますか?
Youtubeや趣味でNetflixなど見ているときに良いカットがあれば記憶しておいて、自分が制作するときに参考になりそうなものを見返すことが多いです。
引き出しが沢山あって損はないと思います。でも見ただけでは力にならないですね、実際動きをつけてみないと分からないことが多いので…。
動きをつけてみてやっと自分のものになると自分は思っています。正面だけじゃなくて、全方面からどういうポーズを取っているのかというのも意識できるようになります。

■後輩にアドバイスをお願いします。
アニメーションつくるにあたり、知らないと作れないと思うので、たくさんいろんな作品見てもらって、動きを吸収してもらって、今後の作品作りに力を入れてもらえればと思います。知識は力になると思うので。