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Featured Speakers
スティーブンA.クーンズ賞はネルソン・マックス氏へ
基調講演はグレン・エンティス氏(EA CTO)
2007.08.08


ネルソン・マックス氏


グレン・エンティス氏

 昨年まで「基調講演」という名称で開催していたセッションが今年から「フィーチャード・スピーカーズ」(呼び物の講師たち)という名称になった。冒頭に歓迎の挨拶をしたSiggraph2007のコンファレンス委員長ジョー・マークス氏(ディズニー・アニメーションスタジオ)は「私たちボランティア委員たちは18ヶ月間準備してきたが、今年のSiggraphには昨年までとは異なる部分が多くある。」と述べ、今まで基調講演は一度だけ開催していたが、今年から月・火・木にそれぞれ基調講演セッションを設定し、「フィーチャード・スピーカーズ」という名称に変更した。「今年は招待論文や作品が多い。」とも述べ、例えばイマージング・テクノロジーの4分の1が招待によるものだという。
 同セッションでは3種のアワードの授賞式も行われた。

 CGに携わる研修者にとって最高の賞とも言えるスティーブン A.クーンズ賞は、カリフォルニア大学ディビス校コンピュータサイエンス学科教授のネルソン・マックス博士に授与された。マックス博士は授賞の挨拶の最後に「公立学校の教育には感謝している。わたしのようなものが高校以来研究を続けてこられたのも公立学校教育のおかげ。政府が公立学校をもっとサポートしてくれるように願う。そうすれば皆に同様のチャンスを与えることができるからだ」と述べ、会場から大きな拍手を受けた。

 Significant New Researcher Award(最優秀新人研修者賞)はコロンビア大学教授のラビ・ラマムースィ博士、コンピューターグラフィックス最優秀賞はグレッグ・ワード氏が授賞した。

 「フィーチャード・スピーカーズ」一人目として、エレクトロニック・アーツの最高儀技術責任者グレン・エンティス氏が登壇した。エンティス氏は「インタラクティブ・リアルタイムグラフィックスにスリルを見いだす」という題で、CGキャラクターにも知能と感情がなければ人々の心に何も響かない作品となってしまうという内容の講演を行った。

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