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Softimage 新製品発表
2007.08.07

 ソフトイマージは6日、会場近くのマンチェスター・グランド・ハイヤットで、主力ソフト「XSI」の新バージョン「6.5」と「フェイス・ロボット」の「1.8」を発表した。キーワードは「Value」。低価格化と使いやすいパッケージングへの改良が施されている。
 XSIでは、スタジオアーティスト向けのEssentials、スタジオのテクニカルディレクター向けのAdvancedの2路線に、それぞれ次のような変更が行われる。
 エッセンシャルズは、価格が1995ドルから2200ドルに変更。同時に、これまで別売だった「サイフレックスクロス」(2200ドル)と、アドバンスト版にのみ搭載されていた「ヘア&ファー」機能を新たに搭載。メンテナンスは799ドル、XSI5からのバージョンアップが999ドルと変更はない。
 アドバンストは、6995ドルを4995ドルに値下げ。分散レンダリングと群集シミュレーション向けに、バッチライセンスが5つに増加された。計36ノードとなる。メンテナンスは、1799ドルから、現行の26%オフである1333ドルに変更した。アップグレード価格は新ライセンスの32%と据え置かれた。両パッケージとも、ゲーム業界の中心的なユーザー(パンデミック、バルブ、ライオンヘッド、EA)から要望の高かった30以上の機能を拡張/アップデートした。例えば、HDR(High Dynamic Range)レンダーマップをサポート、XSIのSDKにAPIを追加、UV編集の拡張、オーディオサポートの拡張など。
 さらに、ゲームのパイプラインの効率を向上させた「フェイスロボット1.8」も紹介された。改良点としてCrosswalk、MOTOR (motion transfer)、データのレファレンス機能であるDelta Referencingと、アニメーションレイヤーが、XSI6のコアに作られ、新たなリグエクスポート機能により、XSIとMayaに全体のhead blend shapesがエクスポートできるようになった。さらに、XSIのオープンAPIに対応し、サードパーティーのレンダリング製品が増加していることも紹介された。

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