SEMINOR セミナー

[SEMINAR] ゲームエンジン教育活用セミナー

近年のゲーム開発は、そのジャンルやプラットフォームは多岐にわたり、また 制作期間や制作体制においても小規模なものから大規模なものまでさまざまです。このように多様化する開発環境に合わせて、ゲームエンジンもその機能を 拡張し、進化を遂げてきました。現在では、ゲーム開発はもちろんのこと、VR やシミュレーションツールなどとしても活用されています。 本セミナーでは、今後の制作や教育、研究への導入の参考となるよう、代表的 なゲームエンジンの特徴と、教育や研究事例などをご紹介します。ぜひご参加く ださい。

日程・会場など

主   催 公益財団法人画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)
日   時 2012年11月9日(金) 16:30〜20:00(開場16:15)
会   場 日本工学院専門学校 蒲田校 3号館10F   アクセスマップ
定 員 200名
参   加 無料
協   力 エピック・ゲームズ・ジャパン合同会社
株式会社 プレミアムエージェンシー
ユニティー・テクノロジーズ・ジャパン合同会社
申   込 申込みの受付は終了いたしました。

 

プログラム

 

 時   間    タイトル・講師
 16:15    開場
 16:30-17:00  「ゲーム制作教育におけるゲームエンジンの役割と事例紹介」
   講師   三上浩司氏(東京工科大学 メディア学部 准教授)
 17:00-17:30  「画像情報関連研究へのゲームエンジンの活用と事例紹介」
   講師   小島一成氏(神奈川工科大学 情報学部メディア情報学科 准教授)
 17:35-18:15  「Unityの紹介及び教育事例紹介」
   講師   高橋 啓治郎氏(ユニティー・テクノロジーズ・ジャパン合同会社)
 18:20-19:00  「千鳥エンジンの紹介及び教育事例紹介」
   講師   山路和紀氏(株式会社プレミアムエージェンシー 代表取締役)
   講師   浅井康平氏(株式会社プレミアムエージェンシー Biz Devセクション 3Dソリューションチーム)
 19:05-19:45  「アンリアルエンジン(UDK)の紹介及び教育事例紹介」
   講師   下田純也氏(エピック・ゲームズ・ジャパン サポート・マネージャ)
 20:00    閉会

 

講師

 

「ゲーム制作教育におけるゲームエンジンの役割と事例紹介」
 三上 浩司 氏(東京工科大学 メディア学部 准教授)

博士(政策・メディア)2008年慶應義塾大学。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、日商岩井(株)にて家庭用ゲーム通信サービスX-BANDを事業化。その後、(株)エムケイにてシミュレーションゲームの開発を担当し、1998年金子満氏と東京工科大学片柳研究所クリエイティブ・ラボを設立以来、映像制作のプレプロダクション支援ツールと制作管理ツールの研究,や3DCGを利用したアニメやゲームの制作技術の研究に従事。2007年より東京工科大学専任講師。芸術科学会理事・論文委員長、CG-ARTS協会委員、CEDEC運営委員。

 

「画像情報関連研究へのゲームエンジンの活用と事例紹介」
 小島 一成 氏(神奈川工科大学 情報学部メディア情報学科 准教授)

平成9年近畿大・理工・電気工卒.平14年同大学大学院生物理工学研究科博士後期課程修了。博士(工学).同年より,立命館大学アート・リサーチセンターポスドク研究員。平成17年より、現職。身体情報処理、コンピュータグラフィックス(CG)の研究に従事。ACM、情報処理学会、映像情報メディア学会。

 

「Unityの紹介及び教育事例紹介」
 高橋 啓治郎 氏(ユニティー・テクノロジーズ・ジャパン合同会社)

大手ゲームメーカーに10年間在籍の後、独立。フリーランスのプログラマーとしてiOS/Androidアプリの開発に携わりつつ、Unityを使っての個人制作や、書籍の執筆等を手がける。現在はUnity TechnologiesJapanにエバンジェリストとして所属し、国内におけるUnityの伝導活動に勤しんでいる。

 

「千鳥エンジンの紹介及び教育事例紹介」
 山路 和紀 氏(株式会社プレミアムエージェンシー 代表取締役)

1994年、慶応義塾大学・環境情報学部を、第一期生として卒業。株式会社セガ・エンタープライゼスに入社。ゲームタイトルの開発、プロデュースに携わる。2000年、マイクロソフト株式会社に移り、Xbox事業部にて、ゲームタイトルのプロデュースを手掛ける。2003年、マイクロソフトを退職。同年5月プレミアムエージェンシーを設立。現在に至る。CG-ARTS協会協会委員

 

 浅井 康平 氏(株式会社プレミアムエージェンシー Biz Devセクション 3Dソリューションチーム)
1988年生まれ。明治大学理工学部建築学科を卒業。2011年同社入社。BtoB向けアプリを中心に、PCや携帯端末向けアプリ開発に携わる。(参加プロジェクト:digimo(iOS), SUPER GT 2012 Timing APP(iOS), MAJUA(original 3D viewer), 他) 現在は3Dグラフィックスエンジン「千鳥」のビジネスプランニング、及び営業を担当する。

 

「アンリアルエンジン(UDK)の紹介及び教育事例紹介」
 下田 純也 氏(エピック・ゲームズ・ジャパン サポート・マネージャ)

中学生の頃からMZ-2000でBASIC、アセンブラとプログラミングを始め、CGも学び始める。1991年に学生の身ながらファミコン用のアセンブラでのゲーム制作のアルバイトを始めたのがきっかけで、ゲーム制作の道に入る。ゲーム制作会社数社でのリード開発者経験を経て、2002年マイクロソフト日本法人のゲーム部門に参加。代表作:Felix theCat、フィロソマ、ポポロクロイス物語シリーズ、ロスト・オデッセイ等MS退職後、ロスト・オデッセイでのアンリアル・エンジンの利用経験をきっかけとして2010年2月からエピック・ゲームズ・ジャパンでのUnreal Engineの日本国内サポート職に就く。

本セミナーで紹介するゲームエンジンについて

 

unity

unity
Unity とは iPhone、Android、Flash、PC などさまざまなプラットフォームのゲームを制作するための統合型開発環境です。高い表現力と使いやすい開発環境を兼ね備えており、ゲーム開発を様々な側面から強力にサポートします。現在全世界に 100 万人の登録ユーザーが存在し、日本国内でも数万人のユーザーがこの開発環境を使ってクリエイティブな作品の数々を生み出しています。その用途はゲーム開発だけに留まらず、シミュレーターやメディアアート、教育など、様々な分野に広がりを見せつつあります。




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千鳥
『3Dグラフィックスエンジン千鳥』は、2006年誕生の日本初の国産マルチプラットフォームエンジンです。 日本初のマルチプラットフォームエンジンとして誕生し、ゲーム開発用途にとどまらず、VR(仮想空間)・AR(拡張現実)といった、B2Bソリューション用途にも拡大してまいりました。 PlayStation(R)3、Xbox360(R)、PlayStation(R)Vitaなどのゲームプラットフォームに対応している他、iOSやAndroid OSなどのモバイル機にも対応。 アプリケーション開発で利用する基本機能が全て揃っており、素早い開発を可能にします。

unreal


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UNREAL
アンリアル・エンジンとは、エピック・ゲームズ社が開発した世界最高峰の3Dゲーム開発エンジンです。1994年に3Dゲーム「アンリアル」のために開発を開始して以来、現在では世界で最もよく知られたゲーム開発エンジンとなりました。もともとライセンスビジネスのために制作されたエンジンではありませんでしたが、「アンリアル」の美しいグラフィックスと技術力に魅了された他の開発会社からライセンス化の要望が相次ぎ、商用ライセンスが開始されました。最新の「アンリアル・エンジン4」に至るまでに継続的なアップグレードを続けており、FPSのみならず、他ジャンルのゲーム開発にも最適化された汎用エンジンとなっています。さらに2012年に公開された最新版のアンリアル・エンジン4では、ゲームテクノロジーのフロントランナーとして、ビデオゲームの未来を披露しています。

unreal

 

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CG-ARTS協会
〒104-0061東京都中央区銀座1-8-16
tel 03-3535-3501 fax 03-3562-4840 
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