SEMINOR セミナー

[SEMINAR] 立体視3DCGアニメーション制作 指導者向けセミナー



映画やゲームで多く活用されている立体視映像は、その華やかな効果がある一面、正しい知識と制作スキルをもってコンテンツ制作を行わないと、視聴者へ不快感や人体へ悪影響を与えてしまうことがあります。こうした立体視映像に関する知識や制作スキルを持った人材は、産業界でも不足しているのが現状です。
そこで、CG-ARTS協会では、「立体視3DCGアニメーション制作」に関して「知識編」と「実技編」の2コースを開講します。「知識編」では、基礎知識の講義からMaya、AfterEffectsなどCGソフトを使用した制作スキルの基礎演習を行います。「実技編」では制作実習に重点を置き、実技課題や作品制作を通して、制作スキルを深く身につけられる内容としています。

セミナーで使用する「指導者用教材」には、立体視3DCGアニメーション制作に関する、デジタルブック教材・映像教材・3DCGデータ教材・制作課題などを収録しており、ご所属機関における授業や研修など、教育目的でご利用いただくことができます。
プログラム内容・講師


・3月26日、27日の「知識編」は、同一のプログラムです。Maya,AfterEffectsを使用した基礎演習を一部含みます。
・3月28日の「実技編」は、「知識編」修了者を想定しており、Maya,AfterEffectsを使用した実習形式です。

時間

知識編 3/26,27 実施

実技編 3/28 実施

09:45

オリエンテーション

オリエンテーション

10:00
〜11:30

「立体視3DCGの原理と基礎知識」
・立体感の手がかり
・スクリーン面と立体像
・視聴者への配慮

「立体視3DCGの実技課題」
・実技課題の説明
・実技課題
・実技課題の解答・解説

11:45
〜13:15

「立体視3DCGの基本的な制作手法」
・平行法と交差法
・ステレオカメラ
・HIT・表示方式と信号方式

「立体視3DCGの作品制作 〜前半〜」
・概要、目的
・ワークフロー説明
・作品制作

14:15
〜15:45

「立体視3DCGの制作テクニック」
・ディスプレイサイズの違い
・SWV・輻輳のジャンプ
・箱庭効果・書割効果

「立体視3DCGの作品制作 〜後半〜」
・作品制作
・フォーマット、プレビュー方法
・納品形式

16:00
〜17:30

「S3DCGアニメ『獣兵衛』を使った視差調整」
・視差評価の方法
・視差調整の方法
・視差評価のコツ

「立体視3DCGの作品評価」
・作品プレゼンテーション
・作品視差評価
・意見交換

18:00

質疑応答

質疑応答



<講 師>
宮島英豪(S3Dスーパーバイザ―)
2000年3月デジタルハリウッドを卒業し、ポストプロダクションMcRAY CGチーム勤務を経て、2006年よりウェルツアニメーションスタジオ制作部部長。2009年からフリーランスのCG Generalist / Digital Artistとして活動。近年は、立体視映像の制作方法を分かりやすく伝える、映像制作者向けのセミナーを積極的に実施。広告制作会社・ポスプロ・アニメ制作会社・ゲーム開発会社・CGプロダクションなどのさまざまな企業でレクチャーを多数行っている。2011年4月にワークスコーポレーションから「よくわかるS3D映像制作-実例から学ぶ立体視の作り方-」を出版。


川島基展(東京工科大学 兼任講師)
慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了。在学時より、フリーランスとしてCGコンテンツ制作業務を始める。卒業後、同大学コンソーシアムEENプロジェクト研究員を経て、1999年の東京工科大学片柳研究所クリエイティブ・ラボの創設時から参加。同研究所でのCGコンテンツ制作技術の研究開発やコンテンツ制作に従事するとともに、同大学メディア学部でのCGアニメーション教育や、姉妹校である日本工学院専門学校の教育支援に携わってきた。

近年は、東京工科大学メディア学部の兼任講師および演習講師を務める傍ら、国内外でのゲームクリエーター育成プロジェクトや、CG-ARTS協会によるS3DCGクリエーター育成事業に参画している。また、国内外のコンテン制作スタジオの技術支援やコーディネート協力にも取り組んでいる。


日程・会場・参加費など

 
主 催  CG-ARTS協会

日 程  知識編    2012年3月26日(月) 9:45〜18:00
             2012年3月27日(火) 9:45〜18:00
      実技編    2012年3月28日(水) 9:45〜18:00

会 場  デジタルハリウッド東京本校 7B教室
      住所:〒101-0062 千代田区神田駿河台2-3 DH2001 Bldg.
      電話:0120-386-810
      アクセスマップ

対 象  大学、専門学校などの教育指導者、制作プロダクションのディレクター、プロデューサーなど

定 員  各回20名(各回5名様以上の申し込みで開催いたします。)

参加費  1日間 52,500円(税込)
       2日間 84,000円(税込)
       ※参加者には、「指導者用教材」一式を進呈致します。

     
 

指導者用教材


本教材は、立体視3DCGアニメーション制作の教育を行うための指導者用教材です。
DVD2枚組の構成で、デジタルブック教材、映像教材、3DCGデータ教材、制作課題などが収録されています。立体視3DCGアニメーション制作に関する授業や研修を、すぐに始められる教材がそろっています。
なお、本教材の使用は、セミナーの受講者、あるいは教材購入者が所属する団体内での教育に限らせていただきます。

<Disc01:Digital Textbook>

[1-1.digitaltext] デジタルブック教材(HTML5版)
[1-2.data]      デジタルブック教材用参照資料
[1-3.test]      制作課題(実技試験問題)

 

< Disc02:Movie & Asset Data>

          
[2-1.movie]        映像教材「S3DCGアニメ―獣兵衛―」
[2-2.assetdata]    3DCGデータ教材(Autodesk Maya2011用アセットデータ)


 

お問い合わせ

CG-ARTS協会
〒104-0031東京都中央区銀座1-8-16
tel 03-3535-3501 fax 03-3562-4840 
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