SEMINOR セミナー

[SEMINAR]CG-ARTS協会「画像情報教育研究会」を開催しました。

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2008年18日・19日に情報処理学会グラフィクスとCAD研究会と共催で開催した 「画像情報教育研究会」。
日本全国(米国アラスカから1件を含む)から集まっ た発表は25件となりました。参会者は103名。大学・専門学校・高校の指導者か ら企業やプロダクションの専門家を中心に学生の参加もあり盛況に行われました。 初日の18日には、ジャーナリストの倉地紀子氏を招待し「成熟期のCG技術に必要 とされるもの」と題して米国の研究者達の研究アプローチや教育環境について講 演いただきました。同日に行った画像情報教育のセッションでは、9件の発表が あり、アニメーション分野でのCG教育、クリエイター教育にパントマイムを活か した事例、3DCADによる図形科学教育、そして情報デザイン学習プログラムや検 定試験対策講座の事例まで、さまざまな発表がありました。

共催・日程・会場

【共催】 情報処理学会グラフィックスとCAD研究会
【日程】 2008年2月18日(月)・19日(火)
【会場】 東京大学 柏キャンパス 図書館メディアホール (千葉県柏市柏の葉5-1-5)
キャンパスマップ アクセスマップ

当日プログラム    発表1件25分(発表18分・質疑応答7分)○印は発表者

2月18日(月)

10:20-12:00 セッション1: モデリング

(1)カメラ画像を用いた簡易足型モデリングに関する研究
  ○近藤 聡、赤木 康宏、北嶋 克寛(東京農工大学)

(2)ボリューム制約を用いたメッシュモデルのインタラクティブな変形操作
  ○小川 健太、藤井 智、村上 健治、増田 宏(東京大学)

(3)椎骨骨格形状モデルに基づくデータドリブンな脊椎動作モデリング
  ○関根 孝雄、森島 繁生(早稲田大学)

(4)パターンに基づく人体モデルの皮膚変形手法
  ○鈴木 健司、尾下 真樹(九州工業大学)

12:00-13:00 昼食休憩

13:00-13:40 セッション2: 特別講演

(5)成熟期のCG技術に必要とされるもの
  ○倉地 紀子(ジャーナリスト)

13:40-13:50 休憩

13:50-15:30 セッション3: CGと教育(1)

(6)産学連携によるゲーム開発の実践的教育カリキュラムの構築
  三上 浩司、渡辺 大地(東京工科大学)、○山路 和紀、小澤 賢侍(プレミアムエージェンシー)、金子 満(東京工科大学)

(7)モーションキャプチャを活用した3DCGアニメーション教育
  ○川島 基展、早川 大地、近藤 邦雄、金子 満(東京工科大学)

(8)クリエイター育成のためのパントマイムワークショップ
  ○荒木 シゲル(アクトバート合同会社)

(9)ボーンを用いたアニメーションの動き教育手法
  ○今間 俊博(尚美学園大学)

15:30-15:45 休憩

15:45-17:50 セッション4: CGと教育(2)

(10)「オーロラの街でのデジタル映像表現教育」アメリカ地方総合大学でのデジタル映像表現教育,州立アラスカ大学での取り組み
  ○青木 美穂(アラスカ大学フェアバンクス校)、 ゴンザレス マリアノ(アラスカ大学アンカレッジ校)

(11)3D-CAD/CGを導入した図形科学教育(2) −本格教育初年度(2007年度)の実施結果−
  ○鈴木 賢次郎(東京大学)、深野 暁雄(東京大学非常勤講師)、金井 崇(東京大学)、
  柏原 賢二(東京大学)、加藤 道夫(東京大学)、長島 忍(東京大学非常勤講師)、
  田中 一郎(東京大学非常勤講師)、堤 江美子(東京大学非常勤講師)、横山 ゆりか(東京大学)

(12)知識の視覚化をテーマとした情報デザイン学習プログラム
  ○原田 泰(株式会社デザインコンパス)

(13)人間の表現力の可能性とCG教育
  ○江口 響子(ZOU STUDIO Inc.)

(14)画像情報に関する検定試験対策講座の事例
  ○上村 明美(マックスコーポレーション)

18:00-19:30 懇親会

2月19日(火)

10:25-11:40 セッション5: アニメーション

(15)アニメーションの彩色における分類ベースの領域マッチング
  ○Garcia Trigo, Pablo (東京大学)、Johan, Henry (Nanyang Technological University)、今給黎 隆、西田 友是 (東京大学)

(16)独立成分分析を用いた布のアニメーションの制御
  ○本間 大士、金井 崇(東京大学)、安生 健一(OLMデジタル)

(17)時空間画像処理による魚の動作可視化と行動解析
  ○村田 名美枝、古谷 雅理、宮村 (中村) 浩子、斎藤 隆文(東京農工大学)

11:40-12:00

(18)第7回ビジュアル情報処理研究合宿開催報告
  ○南原 哲幸(九州大学)、手島 知昭(慶應義塾大学)

12:00-13:00 昼食休憩

13:00-15:05 セッション6: CG一般

(19)都市景観誘導の演習における画像処理技術の活用
  ○鈴木広隆(大阪市立大学)

(20)物理テンソル量の補間とその応用
  ○相澤 雄太、高橋 成雄、西田 友是(東京大学)

(21)侵食を考慮した河川形状の生成シミュレーション
  ○戸沼 葉弓、赤木 康宏、北嶋 克寛(東京農工大学)

(22)画像中の特徴的な線を用いた線画生成に関する研究
  ○岡村 光展、岡本 穏、Andre Alexi、張 英夏、齋藤 豪、中嶋 正之(東京工業大学)

(23)Parametric Approach for Wide Field of View Multi-Projector Displays
  緒方 正人、○和田 博之、梶原 景範(三菱プレシジョン)、Jeroen van Baar、Ramesh Raskar(三菱電機米国研究所)

15:05-15:20 休憩

15:20-16:35 セッション7: インタラクション

(24)自由なタイミングでインタラクション可能なアニメーションコンテンツの研究
  ○濱名 克季、中野 敦、星野 准一(筑波大学)

(25)Web情報を利用したキャラクタ同士の世間話モデル
  ○斎藤 哲也、広田 健一、星野 准一(筑波大学)

(26)Collective Body:実時間3次元形状測定技術を用いたインタラクティブアート
  ○尼岡 利崇(明星大学、東京工業大学)、齋藤 豪、中嶋 正之(東京工業大学)

募集詳細

画像情報に関する教育研究、教育事例、教材開発、評価方法CG技術、画像処理技術、CGを利用したアニメーションや映像制作、ゲーム制作、Webデザイン等に関する教育研究、教育事例、教材開発、評価方法に関する論文・発表者と研究会参加者を募集します。

【発表申込締切】 2007年12月21日(金)
【論文原稿締切】 2008年1月中旬予定 
             論文は1件6ページ以内で、研究会予稿集(仮称)として 研究会当日資料として配布いたします。
【参加費、資料代】 2,500円
             CG-ARTS協会の協会委員、および認定教育校教職員は無料です。
             情報処理学会のグラフィックスとCAD登録会員は無料です。
【懇親会】      3,000円(学生1,500円)
発表・論文申込
参加申込受付中(発表をされない方はこちらから申込ください)

お問合せ

CG-ARTS協会 教育事業部 研究開発センター 宮井あゆみ
〒104-0031東京都中央区京橋1-11-2
tel 03-3535-3501 fax 03-3562-4840 お問い合わせフォームはこちら