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第14回 受賞者の声

第15回 静止画部門受賞者プレゼンテーション
   
  このプレゼンテーションは2010年2月11日、「学生CGコンテスト」と同時開催されていた文化庁メディア芸術祭のプレゼンテーションステージにて行われました。インタラクティブ部門奨励賞の受賞者『家電動物』の栗林麻美さん、『a daily life』の木下奈緒さんのお二人によるプレゼンテーションをレポートします。

お二人とも、同じ埼玉県立芸術高校に在学中の3年生です。現役高校生の受賞ということで、平日の午前中にもかかわらず、多くの観客の方がお集まり下さいました。

最初にプレゼンテーションを行ったのは『家電動物』の栗林さん。『家電動物』とは家電と動物を合体させるという奇想天外な発想のFlash作品です。この作品には、疲れて帰宅した時「家事を誰かがやってくれればいいのに…」という思いから、動物がペット家電に変身して自動で家事をこなしてくれる、という夢のような未来型ペットが登場します。
栗林さんは、以前から触れると反応をみせてくれる動物が好きだったので、同じように人間が操作をすることで反応がある家電を組み合わせてみたら面白そうと思って制作したそうです。

続いてプレゼンテーションを行ったのが『a daily life』の木下さん。『a daily life』は、ストーリー仕立てで英語が楽しく学べるFlash作品です。この作品は、木下さんが受験勉強の際、英単語の壁にぶつかり、もっと楽しく、かつ記憶に残るような覚え方はないだろうかと考えたことがきっかけで作られたそうです。
どちらの作品も、作品の操作方法も交えて紹介を行なったのですが、観客からは「かわいい」の声があがっていました。

後半は、質疑応答でお話をうかがいました。
学生CGコンテストに応募したきっかけは、学校の先輩方が受賞していることもあり、学校で自然と応募する流れになったので、応募しました、ということでした。
また、受賞して良かったことをうかがうと「親類達に、PCでどんな作品を作っているのと聞かれても自慢して見せられるような作品がなかったのですが、受賞したおかげで、こんな作品を作っていると胸を張ることができるようになった」と栗林さん。
「受賞した作品が展示されて、沢山の人に体験していただけるのが嬉しい」と木下さん。
彼女たちは、インタラクティブ作品を作成したのは、これがほぼ初めてだったので、受賞できるとは夢にも思っていなかったそうです。けれども、作品ができあがったので応募してみたら受賞したので、これから応募する皆さんも、作品ができたらまず、応募してみて欲しい、というメッセージを最後にプレゼンテーションは終了しました。


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