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第14回 受賞者の声

第14回 受賞者の声 烏田晴奈
   
Q 応募のきっかけは何ですか?
A

2年前の文化庁メディア芸術祭に友達と見に行った時に、学生CGコンテストの動画部門の作品が印象に残っていました。その時すでに昨年度の佳作になった「Stomachache Bee」を作っていた時で、友達が晴奈の作品の方が面白くない?というので、「ん?」とは思ったのですが、あこがれのコンテストだったので、参加だけでもと思って応募しました。それで、賞をもらえてビックリしました。

Q

見に行った時に印象に残っていた作品は?

A

小柳 祐介さんの「PIECE」という作品が印象に残っています。音楽を重視していて、かわいいしかっこいいしで感動しました。

Q

音大にいながらアニメーションを作り始めるにはどういったきっかけがあったのですか?

A

私がもともと絵を描くのが好きで、紙とペンがあれば常に描き続けていたんです。ホントは美大に行くかどうかも考えていましたが、色々あって音大に進みました。
その後、音大にも映像を作る科がありまして、そこの科の人たちとコンサートをやる時に、私の絵を知ってくれてた友達からパラパラ漫画程度でいいから映像を一緒に作ろうよと誘われて、初めてアニメらしきものを作ってみました。そしたら、意外とアニメーションとして完成したので、自分の音楽と合わせたらいいものが出来るんじゃないかなと思いました。

Q これまで何曲ぐらい作曲してきましたか?
A

ちゃんと作曲したのは20曲ぐらいですが、小さい頃から色々やっていたので、厳密には分からないですね。

Q

子供の頃から、絵を描かれていたり、作曲をされていたりしていますが、どういった環境で育ったのですか?

A

音楽はどちらかというと習わされていて、絵はホントに好きで描いていたという感じですね。音楽は小学校1年生の時に初めて曲を作りました。教室の中で、自分で曲を作るプログラムがあったのでその時に作りました。私は、そのプログラムというかコンクールが好きだったので、作曲が好きだったんだと思います。
ピアノは3才の時からしていました。

Q

音大から美大(多摩美術大学)の大学院に入りましたが、どういった変化があったのですか?

A

学生CGコンテストは、一つのきっかけになりました。第13回の時は大学4年生で、進路に悩んでいた時期だったんです。
授賞式の時に審査委員の先生にホントは美大に行きたかったんですよ、という話をしたりしていました。そこで中谷さんが、これなら美大に行けるよとか言って下さったり、受賞歴があるから受けられたという部分もありました。
受験の時も、試験官の先生も知っていて下さったのも良かったです。
情報デザインは、学生CGコンテストにも多く出品されてて面白い作品が多いのと、入試が面接が中心だったのと、音も扱う学科だったので録音設備も揃っていて一番合っているなと思いました。

Q 美大に入ってみて一番良かった点はなんですか?
A

作品制作に対する考え方が違うというか、全員クリエイターなので、そこが良かったです。音大だと、音を作る事を考えるのは作曲科だけで、また楽器を使う事を前提としていますが、美大では全員がクリエイターなので、みんながコンセプトを作って作品を作るとか、学科やジャンルなど関係なく好きなものを作っている環境というのがすごく刺激になりました。
音楽の場合、これまでの音楽のあり方を考えてその中かから考えていましたが、美術の場合は社会との関わりを反映させる事も出来るのでそういう点も良かったです。

Q ケータイ狂想曲のコンセプトを教えて下さい。
A

身近にあるものの効果音を使って音楽を作ろうというコンセプトを基に、映像中の効果音としても使えるし、音楽の構成要素としても使えるという事を考えて色々な音源を考えました。その中で、今一番日本人が気になっている効果音は携帯なんじゃないかなと思いました。バイブレーターが鳴るとみんながガタガタしだすし、着信音が鳴るとみんな振り向きますし、まさに現代の音素材として一番面白いなと思いました。
そこから人間観察を始めたり、自分の今まで気になっていた事をリストアップしました。

Q

今回の音はどの様につくりましたか?

A

自分の携帯をサンプリングしたり、一部黒電話の音を入れたり、後は楽器を使って作りました。なるべく打ち込みは少なくしました。

Q

どのように音楽は作っていますか?

A

基本的にLogicを使って作っている部分と、ピアノの前に座って考えている時とあります。曲が出来たらそれを録音するのもLogicでしています。
今回は映像より遥かに音の方が時間がかかって、映像はギャーって感じで作りました(笑)なかなか、映像と音楽を同時に考えるというのは難しいですね。
一応、音楽を作るときにシーン構成は考えて作ってはいます。曲を作りながら、ここでこういうアクションが起こってという様なイメージを書き留めながらやっていました。
ただ、何回も曲を書き直しました(苦笑)

Q

今回特別賞を受賞された感想を教えて下さい。

A

特別賞はいつか学生CGコンテストの中で獲れればいいなと思っていました。音楽と映像という点で動画だけではないという点で獲りたいなと思っていたので、一番獲りたい賞を獲れたという感想ですね。

Q

学生CGコンテストで何か出会いはありましたか?

A

今まで、他のコンテストで並んで賞を獲っていた方々や先生方に会えたのは良かったです。今回の作品についていっぱい反省点はあるんですが、皆さんは違った見方をしているなという事は思いました。リズム感がすごいとか、映像との合い方がすごいとか、あとは皆さん音楽を先に作る事に驚かれますね。でも、私は音楽からじゃないと時間構成が出来ないというか、音楽から作るように考えるのが自然なので、そうした点に違いを感じる事はあります。

Q

キャラクターもかわいいですよね。

A

落書きをするとなんかこうなっちゃうんですよね(笑)
なんか、かわいいだけでは嫌だなというか。
「Stomachache Bee」の時は楽しかったですね。
自分でも憎たらしいとかそういう時が良いですね。
でも、こればっかりはよくわかんないです。どうしてこうなるか。

Q

これまでも話には出ていますが、烏田さんのアピールポイントは何ですか?

A

音楽とアニメーションで、私にしか出来ない作品を作りたいという所ですかね。
凄いと言われるより、笑ってくれるのが嬉しいですね。
音楽の側から映像を見ていると、学生の作品でも商業の作品でも、音楽をちゃんと考えてないなと思う作品も多くて、映像での音楽の力っていうのは一般に言われているよりずっと強いと思っているので、そういうフラストレーションが溜まっているので、普段音楽について考えていない人でも、この作品は音楽があるから素晴らしいんだと分かるような作品が作りたいですね。


 
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