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過去の受賞作品

第12回 受賞者の声
captive julia
●第2回デジタルモデリングコンテスト最優秀賞
●「どんどん目が良くなるマジカル・アイ」(宝島社刊)にステレオグラム作品掲載
●慶應義塾中等部 入学案内しおりにステレオグラム作品が採用
受賞のコメント
出展者として積極的に作品解説に携われたことが、とても貴重な思い出として残りました。共感して頂けた方々にとって、科学と芸術の垣根など無かったように思えます。沢山の方に祝福して頂き、感謝と共に改めて芸術の楽しさを実感しました。科学と芸術の融合を目指すという私のテーマを発信できたことが、自身の大きな希望となりました。
審査講評
フラクタル集合の2次元描画はすでに見慣れたものである。しかし3次元にしたとたん、これほど印象が変わることがとても興味深い。2次元では色鮮やかな表現が一般的であるのに対し、色彩を極力廃し、その形態と表面の凹凸や穴に注視させる表現も功を奏している。フラクタルな表面は、きわめて数学的なはずのアルゴリズムから生み出されたとは思えないアナログ感と、心地よい脆弱さを醸している。
迷走赤ずきん
●アヌシー国際アニメーションフェスティバル Graduation films 入選
●ザグレブ国際アニメーションフェスティバル Student films 入選
●シネアスト・オーガニゼーション大阪エキシビジョン 優秀賞
●NHK「星新一 ショートショート」にてアニメーション制作
受賞のコメント
迷走赤ずきんはユニット初の作品です。賞をいただくことで、多くの方々の目に触れることができました。そして、2人だけの想像の塊であった本作をたくさんの方に知っていただいた結果、不確かであったユニットの方向性が見えたと言ってもいいかもしれません。そういった意味でこのコンテストへの出品は私たちにとってとても価値あるものとなりました。現在は次回作へ向けて、動き始めています。
審査講評
CD-ROMがマルチメディアともてはやされていた時代をあざ笑うかのような映像文法、インタラクティブではないのにインタラクティブ性を感じる細かいギミックの数々、華々しくも白々しいBGM、気が抜けたダイアログ、全てが巧い具合に統合された技ありの映像だ。作家グループによれば、本作品のテーマは「次元の視覚化」とのこと。意味することは不明だが、心地よいトリップをさせていただいた。
ene-geometrix.02
●Asia Digital Art Awards 2006インタラクティブアート部門入賞
●ARS Electronica center常設展示 2007年9月〜2008年8月
●Shanghai eARTS Festival 2007 ARS electronica exhibition “Digital art and magic moments”
受賞のコメント
今回の受賞及び受賞作品展を通し、以前よりも広い視点から自分の表現を捉えられるようになったと思います。大勢の鑑賞者の反応をじかに見ること、また、他の出展者の作品と並べてみることで、自分の立ち位置を客観的に問い直す良い機会になりました。現在はまた新たなテーマで作品を企画中です。今回の受賞作とあわせ、一段高次なテーマを提示できれば、と思っています。
審査講評
熱対流を可視化するために、流体素材、熱源、容器等の実物を使い、実験を積み重ねて完成させた力作である。対流パターンを操作するためのGUIを加えることによって、通常見ることのできない流体の動きを、自由にあやつることができる。物理現象としての熱対流のもつ美しさと、インタラクションの面白さを高度に融合し、サイエンスとアートの新たな接点を切り開いた。
inner blue
●JAPANESE YOUNG ARTISTS' BOOK FAIR_2nd (ブルックリン、N.Y. ) 2008年3月
●LandscapeIX 個展 「inner blue」 Pepper's Gallery(東京・銀座)2007年5月
●多摩美術大学卒業制作展2007 多摩美術大学 2007年3月
●多摩美術大学美術学部情報デザイン学科情報芸術コース2006年度卒業制作展
 BankART Studio NYK(神奈川県横浜市)2007年3月
受賞のコメント
この度の受賞と、作品展に作品実物を出展させていただけたことは、今後の制作や作家活動にとって非常に貴重な経験になりました。作品展後は本作を映像インスタレーション展開した作品や写真集を制作し、ニューヨークでグループ展示を行いました。現在は本作の次なる展示空間を求めながら、写真撮影・制作を続けています。今後も写真表現を軸に、作品を展開する空間も含めて、より観る人の感覚に迫る表現を追求していきたいと思います。受賞者Web site.
審査講評
水のさまざまな表情をプリントアウトし、それを巨大な壁面に展開したインスタレーション作品。個から全体へ、また全体から個へ、観察者の視点によって作品の表情は無限に変化していく。 静止画の募集規定を守り、なおかつインスタレーションとしての空間構成もプレゼンテーションしている点が評価できる。審査員全員が、実物が見てみたいという感想だった。いい意味で主催者側に「静止画部門」における応募規定の再考を促すきっかけとなった作品。


※評は第13回審査委員による審査講評です。
※所属、学校名、学年は受賞当時のものです。
受賞作品展 2009年2月4日〜2月15日 国立新美術館にて メディア芸術祭と同時開催
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