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第13回学生CGコンテスト総評

今年で学生CGコンテストも13回を数えるまでに成長しました。
千点を超える応募総数が示すように、このコンテストを支えてくださっているのは入選・入賞に関係なく学生諸君であり、また彼らを指導してくださった先生方であります。改めて御礼を申し上げます。

今年の応募作品においてまず最初に感じたのは動画部門のクオリティーの高さでした。現行のNTSC方式においては、低価格なアプリケーションとハードウエアの充実によってプロレベルに引けをとらない映像制作環境がもたらしてくれた結果なのでしょう。
しかし、立体や手描きのアニメーションで10分を超える長尺の作品、確かなキャラクターアニメーション力によって描かれた作品、また独自の手法やフィルターワークによって創り出された入賞及び入選作品群をご覧になれば、学生諸君がテクノロジーがもたらす、ある価値に依存するのではなく、自身の発想力や技術力、また忍耐力を駆使して新しい世界を創り上げているさまを感じ取っていただけると思います。

インタラクティブ部門は、他のコンペとは一線を画すユニークな部門であり、文化庁メディア芸術祭にもつながる、国内におけるメディアアートの若い作家の登竜門としての地位を確立しつつあります。
新しいデバイスやアルゴリズムによって創られた作品群は受賞作品展において、最も人気の高い展示であり、新しい価値に出会える場でもあります。ただ、審査段階においては当然のことながら、募集要項に沿って提出された資料に基づいて審査しなければならず、その資料がどれだけ作者の意図を表現しきれているか?という点が重要になってきます。この点を学生諸君は常に意識して欲しいと思います。

募集要項に沿った形での提出資料の問題で、最終審査会で議論になったのは静止画部門においてでした。インスタレーション的な展開を目指している平面作品や特別な再生環境を求めている静止画に対して、主催者側としてどのように対応していくか?
また募集要項にそれらをどのように反映させていけばいいのか?
これは、新しい時代の欲求にどのように展覧会が対応していけるか? という大きな問題でもあり、主催者側及び審査員一同、皆様のご意見を伺いながら熟考していかなければならないと考えています。

来年も審査員を唸らせるような、また困らせるような作品を期待しています。頑張ってください。

学生CGコンテスト審査委員会 審査委員長
原田 大三郎
(多摩美術大学教授)

受賞作品展
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