第8回学生CGコンテスト
静止画部門佳作


De-Border Program

「De-Border Program」
小堺 一樹

長岡造形大学
造形学部 環境デザイン学科 卒業


<受賞コメント>
たくさんの応募の中から、選考頂きうれしく思っています。今は仕事に就いて、なかなか自身のデザインをする時間がないのですが、これを励みに、自分にしかできない空間表現を勉強する時間を持ちたいと思っています。

<講評>
普段見ている建物であっても、通常に見る視点とは異なる視点で見ることができるのがCGである。実際の建物も表現メディアの一つであるが、建設以前にCGでの検討が可能である。作者はその事に気付いていると感じた。

祀り


「祀り」

水科 忠彰

東北芸術工科大学
デザイン工学部 情報デザイン学科 4年


<受賞コメント>
この度は、私の作品が賞に選ばれたこと、大変感激しております。日々、自分の作品との葛藤の中で創作した作品が、多くの人たちに見られる機会ができたという事で、このチャンスをくださった方々に感謝しております。これを機に、また日々精進して自分の表現の可能性を高めていきたいと思っております。ありがとうございました。


<講評>
3DCGで表現されているキャラクター一つひとつのディテールに拘って制作された力作である。データ量を考えると作者の作品への思いが半端ではないことが伺える。デジタルで制作する静止画の一つの意味と持ち、この独特な世界が表現できる作者の今後が楽しみである。
Valiance

「Valiance
土肥 圭太郎

岡山県立大学大学院
デザイン学研究科 ビジュアルデザイン学専攻 1年


<受賞コメント>
この作品は夏にイギリスでホームステイした私の経験をもとに制作しました。イギリスの伝説や伝統的なモチーフを取り入れ、新しいものを作ることが目標でした。それがこうした結果につながり、大変嬉しく思っています。この受賞を早速ホストファミリーに伝えたところ、とても喜んでくれていました。古城や伝説を紹介してくれたホストファミリーに今では本当に感謝しています。これからはさらに高い質のものを目指して制作していきたいです。


<講評>
ファンタジーのイメージを細かいパターンで丁寧に作りこんだ作品である。細かいパターンに至るまで手を抜くことなく、統一感のある質感で表現している点が素晴らしい。

hana

「hana
市川 悟
日本工学院専門学校 マルチメディア科 1年


<受賞コメント>
入選できたことを大変嬉しく思います。この作品を見て少しでも何か感じていただけたら幸いです。これからもよりクオリティーの高いものを目指して頑張っていきたいと思います。

<講評>
神秘的な色彩が印象的な作品である。使う色を押さえているにも関わらず、作り込まれた花のダイナミックな構造が印象に残る。

deManufacture ( Machines of Hate )


「deManufacture ( Machines of Hate )
パトラシク パウロ
京都大学 総合人間学部 基礎科学科 3年


<受賞コメント>


<講評>
人間の顔を建物の要素で構成するという、発想と表現が良い。人工的な物で自然物を代用しようとする考えは人間の欲望として有るものの、行過ぎへの警告として良く表現されている。色の使い方が警告と感じさせている。


→ 優秀賞佳作→ 最終審査ノミネート作品

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