全部門の中から斬新な視点と発想が評価され、今回特別に賞が贈られました。 |
「コミュニケーショングリル・ちゃんぐ亭」 末田 航、石井 孝治 早稲田大学 国際情報通信研究科 2年 |
<受賞コメント> まず最初に、特別賞という”ちゃんぐ亭”らしい賞を頂いたことに感謝いたします。 ケータイでつながることに安心したり、つながらないことで不安になったり、つながりの希薄さに寂しい思いをしたり。インターネットやチャット、ケータイで人と絶え間なくつながることは三度の食事くらい、我々にとって欠かせないものなのでしょうか。ひょっとして、これをやめてしまうと”つながる”ことに飢えて死んでしまうのでしょうか。人間にとって”つながる”ということはどんなことなのでしょうか。そんなことを考えていくうちに生まれたのがこの作品です。 |
<講評> ハイテクノロジーを使用してナンセンスなことを行う<パフォーマンス・アート>として位置付けられる作品である。ある種の「バカバカしさ」(もちろん誉め言葉)の裏側に、現在のネットワークコミュニケーションの実情に対する批判さえ感じさせる。「焼肉を食べる」と「チャットする」のは相反する行為。どちらが手段でどちらが目的なのか?それが いつのまにか綯い交ぜになってしまうところが面白い。 |
静止画部門 | アニメーション部門 | インタラクティブ部門 | 特別賞 | U-18賞 | 審査講評 | TOP |