第8回学生CGコンテスト
特別賞

全部門の中から斬新な視点と発想が評価され、今回特別に賞が贈られました。


コミュニケーショングリル・ちゃんぐ亭
「コミュニケーショングリル・ちゃんぐ亭」

末田 航、石井 孝治
早稲田大学 国際情報通信研究科 2年



<受賞コメント>
まず最初に、特別賞という”ちゃんぐ亭”らしい賞を頂いたことに感謝いたします。
ケータイでつながることに安心したり、つながらないことで不安になったり、つながりの希薄さに寂しい思いをしたり。インターネットやチャット、ケータイで人と絶え間なくつながることは三度の食事くらい、我々にとって欠かせないものなのでしょうか。ひょっとして、これをやめてしまうと”つながる”ことに飢えて死んでしまうのでしょうか。人間にとって”つながる”ということはどんなことなのでしょうか。そんなことを考えていくうちに生まれたのがこの作品です。

<講評>
ハイテクノロジーを使用してナンセンスなことを行う<パフォーマンス・アート>として位置付けられる作品である。ある種の「バカバカしさ」(もちろん誉め言葉)の裏側に、現在のネットワークコミュニケーションの実情に対する批判さえ感じさせる。「焼肉を食べる」と「チャットする」のは相反する行為。どちらが手段でどちらが目的なのか?それが いつのまにか綯い交ぜになってしまうところが面白い。



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