第8回学生CGコンテスト
アニメーション部門佳作
太極

「太極」
陳 義忠

Computer Art, Academy of Art College in
San Francisco 2年


<講評>
水墨画を思わせる静かな作品である。モデリング・レンダリング・モーション共に非常に丁寧な仕事がなされており、フォトリアルな映像として完成度が高い。惜しむらくは既視感を多少感じさせるところがある。

Line


「Line」
外塚 勇己、豊田 朋弘

東北芸術工科大学
デザイン工学部 情報デザイン学科 4年


<受賞コメント>
このたびはすばらしい賞をいただきありがとうございます。
今後もコンピュータグラフィックスを楽しんでいきたいです。本当にありがとうございます。

<講評>
現在世の中を席捲しているフォトリアルなキャラクターアニメーションに反発して、コンピュータならではの映像を追求している作者の姿勢は共感できるものがある。しかし、抽象映像作品としても、画面構成・色彩・編集にもっと気を配ればもっと印象的な作品になるだろう。

build up


「build up」

牧 正裕

東京造形大学 造形学部 デザイン学科 3年


<講評>
一見すると平面だが実は3Dで、サウンドに合わせて視点を変えながら展開する構築的な構成に好感が持てる。モチーフをオリジナルで作成すると、独創性がもっと出るように思う。

6756博多


「6756博多」

諸藤 亨

デジタルハリウッド マスターズクラス 1年


<受賞コメント>
私なりに精一杯のサービス精神を込めて創りました。
そのサービスに対して「ありがとう」と言って貰えたようでうれしい入賞です。感謝にはまた感謝でお返ししたいと思います。
6756階より愛をこめて、「ドモ・アリガト・ゴザイマスタ」

<講評>
ユニークなキャラクターが非常に魅力的である。サウンドもよく出来ていて、なにかノスタルジーを感じさせるストーリーにもよくマッチしている。オーソドックスな3DCGアニメーションとして完成度の高い作品である。

遠い記憶


「遠い記憶」

松永 康佑、石井 達郎

九州芸術工科大学大学院 芸術工学研究科 2年


<講評>
技術的には非常に高いものを感じる作品である。個々の映像は優雅で美しいけれども、なにかコンピュータシミュレーションのラッシュフィルムを見ている感じがしてしまう。作品としてのまとまり、あるいはメリハリがあれば上位入賞は間違いない。

break_fast


「break_fast」

伏見 剛

トライデントコンピュータ専門学校
CGスペシャリスト学科 2年


<受賞コメント>
まさか佳作を頂けるとは思ってもみなかったので、大変感激しております。これを機にさらに精進していきたいと思います。

<講評>
現在のなんでもバーチャルなパソコンをシニカルにみて、朝食を作ることもできるという日常の些細な実生活に役立つパソコンがあってもいい。この作品はこの着眼点の面白さに最大の良さがある。

→ 最優秀賞→ 優秀賞 佳作→ 最終審査ノミネート作品

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