CG-ARTS NEWS

岐阜県立岐阜各務野高等学校の東京研修にて、CG-ARTS協会が特別講義。

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CG-ARTS協会の認定教育校である、岐阜県立岐阜各務野高等学校 情報科 1年生 39名を対象に、CG-ARTS協会が特別講義を実施しました。
岐阜県立岐阜各務野高等学校 情報科は、文部科学省指定研究「目指せスペシャリスト」事業を実施しており、デジタルクリエイター育成カリキュラムの開発を行っています。その一環として、DIGITAL CONTENT EXPOなどの見学のため、1泊2日の東京研修が行われました。CG-ARTS協会は、同校から、CG分野の広がりと、制作者に求められる能力について、また、CGクリエイター検定や学生CGコンテストの内容についての講義を依頼されました。講義は、研修中の宿泊先にて実施しました。
講義ではCG-ARTS協会 教育事業部の尾形美幸が、以下の6つのテーマについて解説しました。

1. CGはどこで使われているのか?
2. CGはなぜ使われているのか?
3. CGを制作するお仕事とは?
4. CGを仕事にするには、何を身に付ければ良いのか?
5. CGクリエイター検定とは?
6. 学生CGコンテストとは?

とくに学生たちが興味を示したのは「4. CGを仕事にするには、何を身に付ければ良いのか?」というテーマでした。「デザインやCGの知識」「センス」「ソフトウェアの操作技術」「コミュニケーション能力」「社会人としての、一般常識、礼儀、マナー」という『5つの必須』に加えて、あれば武器になるものとして「CG以外の美術(絵画、彫刻、写真、映画など)の知識や経験」「英語」「プログラマと会話ができるレベルの数学、物理、プログラミングの知識」を紹介しました。
たとえば「ソフトウェアの操作技術」については「単純に操作ができればよい、というわけではない。効率のよい作りかた、より効果的な表現方法を考え出すのがプロの仕事である」と解説し、単純にCGを作れるようになることを目標とするのではなく、プロのクリエイターとして活躍できる能力を身に付けることを目標として学ぶよう、促しました。

また「5. CGクリエイター検定とは?」というテーマでは、「教科書に太字で記載されているキーワードを覚える」「キーワードの内容も理解する」「ソフトウェア操作などの経験を通して理解したキーワードは、自分の中に定着しやすい」といった勉強のコツを、過去問題を紹介しながら解説しました。さらに「勉強の目的は検定に合格することではなく、よい仕事ができるクリエイターになるために必要な知識を身に付けることだ」と語り、勉強の目的を意識することの重要性を強調しました。
学生たちは、全員が11月に実施されるCGクリエイター検定3級を受検することになっているため、熱心に聞き入っていました。

最後のテーマである「6. 学生CGコンテストとは?」では、過去の受賞作品の中から、高校生の作品をピックアップして紹介し、各作品のどこが評価されたのかを解説しました。

日中の研修での疲れや緊張を引きずったようすもなく、多くの学生が時折メモを取りながら、集中して講義に聞き入ってくれました。先生からは「私が伝えたかったことを、伝えてもらえた講義だった」と、好評を頂きました。

開催情報
■日程
2009年10月25日(日)
■会場
池袋ホテルテアトル 会議室
■時間
20:40〜21:40
■講師
尾形美幸(CG-ARTS協会 教育事業部 企画制作グループ)