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http://www.siggraph.org/s2011/for_attendees/siggraph-dailies

毎年SIGGRAPHでは、4分の1程度のイベントがなくなり、その代わり新しいイベントがはじまる。それの繰り返しにより、内容の充実を図ってきている。今や欠くことができないイベントのひとつ初日に開催されるPaper Previewも5年程前にはじまったイベントである。またポスターセッションもかつてはなかった。
 
今回注目すべき画期的なイベントは、今年で2回目となるSIGGRAPH DAILIES!であったと言える。会場のあちこちに置かれていたパンフレットを掲載する。例えるならば、DAILIESはポスターセッションの映像版と言える。ポスターセッションは1枚の静止画を用いるが、DAILIESは映像を上映しながらそのPRを60秒で行うものであり、その方式は、Paper Preview方式であるとも言える。発表は32件あり、発表者はディズニープロダクションやデジタルドメイン等の技術者から大学修士課程の学生まで実に多彩であった。会場は1件の発表が終わるごとに拍手につつまれ、大いに盛り上がりをみせ、90分が瞬く間に終わってしまった感がする。会場は、立ち見でも入りきれずに多くの人が入場できなかった。そのため来年は、より一層大きな会場を確保するとのことである。来年も今から楽しみなイベントである。
 




SIGGRAPHインターナショナルリソース委員会では、SIGGRAPHに応募される技術論文やスケッチの原稿の英語をチェックする英語校正サービスを行っている。 応募原稿の英語の文章をチェックするこのサービスは、日本からの利用も多いそうだ。サービスの責任者、マット・アドコック氏にインタビューした。
 
Q: イングリッシュレビューサービス(英語校正サービス)の目的は?
 
SIGGRAPHのカンファレンスをより開かれたものにする為に、私達はいろいろな努力をしています。SIGGRAPHに世界から最高水準の論文やコンテンツを集めるため、言語が障壁となってよい論文や作品が選考に落ちるのを防ぎたいと思っています。現在はSIGGRAPHとSIGGRAPH ASIAの両方でサービスを提供しています。
 
Q: どのような方が利用されていますか?
 
いろいろな国の方から毎年たくさんの校正の希望があります。アジアの国からも多いですが、ヨーロッパからも多数の利用があります。
 
Q: 利用方法は?
 
まずSIGGRAPH又はSIGGRAPH ASIAのWebサイトの応募ページに登録し、原稿をアップロードします。そこで英語校正サービスの利用を希望すると、私達のプログラムに原稿が送られ、ボランティアがチェックします。そして修正したほうがよい箇所を指摘した原稿が応募者の方に送られます。その後、応募者の方に自分で修正箇所を直してもらい、修正した原稿を応募ページから再アップロードしていただきます。これはすべて応募締め切りの日時までに完了していなければなりません。
 
Q: 利用について気をつける点は?
 
非常にたくさんの利用希望があるので、全てチェックできないことがあります。特に締め切り間際に最初のアップロードをされ、ご利用を希望されても、間に合いません。2週間以上前に最初のアップロードをされ、利用のご希望をお知らせください。早ければ早いほど良いです。それから、提出していただく原稿は、きちんと完成されたもので、なるべく英語の分かる人に一度読んでもらったものがよいでしょう。サービスは不自然な言い回しや文法の誤りなどを指摘し、文章を読みやすく、細かいニュアンスや意図が伝わりやすくするようにすることが目的です。文章の内容や原稿全体の流れは変更できません。あまりにも分かりにくい文章は書き手の意図を理解するのが難しく、修正するべき点を指摘するのが困難ですので、気をつけて下さい。
 
 


SIGGRAPH Asia2011は、香港で12月12日から15日に開催されます。
http://www.siggraph.org/asia2011/
SIGGRAPH2012は、ロサンゼルスで8月5日から9日に開催されます。
http://s2012.siggraph.org/

取材・文:インタビュー&イングリッシュレビューサービスレポート 青木美穂(アラスカ大学)、ゲーム論文&SIGGRAPH DALIE! レポート 中嶋正之(東京工業大学)、編集:宮井あゆみ

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