CERTIFICATION 認定校制度

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現場で活かせる基礎知識を重視 原田学園デジタルアーツ専門学校
時代のニーズに応え進化を続ける
原田学園デジタルアーツ専門学校

原田学園デジタルアーツ専門学校は、平成20年に鹿児島ハイテク専門学校(平成元年創立)より分離・独立したデジタルエンタテイメント系に特化した専門学校。前身となる鹿児島ハイテク専門学校のCG検定への取り組みは11年に及ぶ。

同校は創設当初、情報処理系の学校だった。学生の中にはデザインや音楽などに興味のある学生もいたが当時、鹿児島にはマルチメディア系の学校はなかった。
そこで学生の要望、時代のニーズにこたえるべく、平成10年にマルチメディア科(2年制)、とマルチメディア研究科(3年制)がそれぞれCG、映像、サウンドの3コースで創設された。

学科創設にあたり、資格やテキストの模索することからはじめたという。その結果CG検定にたどり着き、この検定を受験するに至った。「ゼロからのスタートだったので協会の存在はありがたかったですね。分野を網羅されたテキストブックが揃っていたし、特に講師用の教材には助けられました」と池田先生は語る。


テキストブックを使って効果的な授業を
池田先生

授業は、入門CGテキストブックと入門編マルチメディア標準テキストブックを使用した知識の習得と併せて、検定合格を目標とした座学を行なう。その知識の確認として実習を連動させるという効果を考慮した内容。しかし当時はソフトウェアで使われている用語もさまざまで、座学との整合性も難しく、ある程度割り切って教えていたと当時を振り返り池田先生は苦笑する。

現在はCG-ARTSの教材も整備され、図や画像が豊富になり説明もより丁寧になったので、かなり使いやすくなった。指導者用教材には教科書の画像データが入っているのでこれを使用することによって授業がビジュアル化できるようになり進度も速くなったという。「それまでは自分で下手な絵を描いて説明してましたから、今では本当に生徒も理解しやすくなったと思いますよ」
キーワードを穴埋めにしたパワーポイントの資料を学生用に作って配布し、自ら書かせることで参加意識を高められるよう工夫をしている。


マルチメディア検定は全コースに必須
宮里先生

現在の学科は、デジタルデザイン科、デジタル映像科、サウンドミュージック科があり、デジタルデザイン科がCGクリエイター検定ベーシック(旧3級)、デジタル映像科がCGクリエイター検定エキスパート(旧2級)、マルチメディア検定は全科で受験が必須となっている。マルチメディア検定が全学科必須の理由について教頭の宮里先生は「マルチメディア検定の内容はどんな業界に進んでもで必要とされる知識。特に知的財産権は重要だと考えて学科創設当初から力をいれて教えています。
卒業生からも先生が教えてくれたことが、実際に仕事でも出てくるよ、ちゃんと勉強して良かったと思う、と言われたりするんですよ(笑)」


資格の取得は学習の証
宮里先生、池田先生

学生の就職も担当しているお2人は、実際に企業訪問で採用について話を伺う機会があるという。「資格は学習の証として非常に有効だと考えています。実際に2年間勉強していて、資格の一つも持っていない学生は何をしていたんでしょうか。と言われる企業もありますよ」と宮里先生。
続けて池田先生も「知らないより知っていたほうが絶対いいんですよ。知識はなくても作品はできるかもしれないけど、知っていたらもっとよいものが生み出せる可能性が広がる。就職面接でも知っている専門用語が出てくるだけで安心できたりする・・・、知識にはそんな効果があるんです」

今後も積極的に資格取得を推進していきたいと抱負を語っていただき、またCG-ARTS協会の検定に対しては、これからも変わらず世の中で必要とされる知識を正しく問うスタンダードでベーシックな内容であってほしい、と協会への要望をいただいた。