編集長インタビュー

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福田 好孝氏
このテキストはどういう本ですか?

社会や生活の場で必要なインターネットや、マルチメディアに関するコンテンツや技術、システムや機器について、初心者にもわかりやすく解説した入門書です。著作権やセキュリティについても紹介しています。また、「マルチメディア検定(ベーシック)」を受験しようとする学習者のための教材にもなっています。このテキストの学習を通して、自分自身の知識や技能の習得度を把握し、学習や進学・就職活動に活かしていただくことができます。


想定されている読者はどのような人達ですか?

マルチメディアを専門に学ぶ学生はもちろん、高校生や大学生、新社会人をはじめ、IT社会で求められる知識を身につけたい方々を想定しています。教育現場でのIT学習用教材としてもご活用いただけます。


このテキストの構成を簡単に教えてください。

「ディジタル化される社会」について概要を紹介する「序章」と、「マルチメディアの特徴」、「マルチメディアの中核をなすパーソナルコンピュータ」、「コンテンツ制作のためのメディア処理」、「インフラとして定着したインターネット」、「インターネットで提供されるサービス」、「急速に伸びるインターネットビジネス」、「マルチメディア端末へと進化する携帯電話」、「家庭のマルチメディア化」、「日常生活に広がるマルチメディア」、「ネットワークセキュリティと知的財産権」の本編10章で構成されています。各章末には、その章の簡単な「まとめ」が用意されているほか、巻末の「index」を活用することで、主要な項目について簡単に調べることができます。


このテキストの特徴はどういったことでしょう?

初心者でも手軽に読めるよう、できるだけ平易な記述を心がけたほか、カラービジュアルを多用することで、よりわかりやすくなっています。一方で、マルチティメディアやITの基本を学ぶ教科書としての使用に十分耐えられるよう、幅広い内容を盛り込んでいますので、これ1冊でマルチメディアやITの全体像を把握できる、大変ユニークなテキストです。


このテキストの効果的な使い方を教えてください。

まず、序章となる「ディジタル化される社会」をお読みになり、マルチメディアの全体像をつかむとよいでしょう。マルチメディア教科書としてChapter 1から順に学習することはもちろん、関心のあるところから気軽にお読みくださっても結構です。『マルチメディア検定公式問題集』を併用していただくと、さらに理解が深まるばかりではなく、「マルチメディア検定(ベーシック)」の試験準備にも役立ちます。


このテキストの制作に込めた思いとは?

“現代社会では不可欠のマルチメディアやITの知識をできるだけ多くの方に身につけて欲しい”との思いから、このテキストを制作しました。マルチメディアを上手に活用すれば、仕事も生活も、もっと便利に楽しくなります。だからこそ、1人でも多くの方にマルチメディアやITに関心をもってもらえ、かつ包括的に学べるようなテキストにしたい、と考えました。


苦労した部分・気を遣った部分はどんなところですか?

限られた誌面の中で、できるだけ幅広い内容をわかりやすく盛り込む、ということに気を遣いましたし、具現化するのに苦労もしました。また、マルチメディアやITの世界は技術革新が激しく、すぐに情報が陳腐化してしまうので、できるだけ最新の情報を盛り込むように配慮しました。


最後に、このテキストで学ぶ方へのメッセージを。

マルチメディアを難しいものと考えずに、仕事や生活を便利に楽しくするものだと捉え、このテキストで学んだことを、ぜひ仕事や日常生活に活かして欲しいと思います。また、このテキストでの学習をきっかけに、より深いマルチメディアの習得や、WebクリエイターやCGクリエイター、CGエンジニアへの道をめざす方が生まれれば幸いです。



[監修]西原 清一氏
筑波大学 名誉教授

『入門マルチメディア』の監修を担当し、編集作業で何度か徹夜をしました。この本は、サブタイトルにもあるように、一般の人がこれからのネット社会で生活をし、その恩恵を享受する上で、必須の知識を得ることを目指しました。ページ数の割には、欲張って多くのキーワードが盛り込まれ、たいへんやさしく説明されていることに気づかれることと思います。インターネット、Web、マルチメディアの世界は急速に変貌している世界ですので、1年も経てばテキストにない言葉がどんどん登場します。このテキストも、時代の動向を的確につかみ、アップデートを続けていくことが大切だと肝に銘じています